以前、カラコレスの寺院用の仏花撮影でお世話になった玄照寺さんです。
そのときからファンになりました。
私がイメージしている「お寺」の要素をすべて備えた
すてきなお寺で、ご縁をいただけたらと思っていました。
今回プリザーブドの仏花レッスン会場として
お貸しいただけることになり、初めての花寺子屋です。
お寺のお庭はどこも美しく手入れされているので、
檀家さんがなさっているのですか?と住職さんにお聞きすると、
檀家さんにもお手伝いいただくこともありますが、
主には家の者でやっています、と。
この贅沢な空間を保つ並々ならぬご苦労を思いました。
参加されたのは皆さん小布施以外の方たちで、
信州新町や戸隠や安茂里や・・・、
ミニトリップになりました。
レッスンの後は蝉の鳴くお庭を眺めながら
ご住職のお話をお聞きすることができました。
お寺の縁起のお話から50年続く春の苗市やアート展、これは全国から出展者が集って境内いっぱいになるとか。
またその昔のお寺の役割とか、
小布施にはお寺が11あるそうで、多いのかと思いましたら
「標準です、だいたい1000人に一つの割合でありますから、
小布施の人口が11000人でちょうどですね。」
ただしその昔は今の倍あったそうで、廃仏毀釈などで今の数になったとか。
またそのあと、伽藍をご住職自ら案内してくださり、
本堂からその後ろにつながるお位牌をまつる霊廟や、
奥の間の高僧の控えの間になる吉祥閣など、
お寺の奥まで拝見したことが初めてでしたので、一同大感激でした。
レッスンの話題が少ないですが、
お寺で習うとは、他では得られないこういった体験も含めて何か特別なことに思えました。
次回の玄照寺さんのお稽古(レッスンではなくお稽古が似合いますね)は
8月31日(木)10:30~です。
お彼岸に向けてまだまだ仏花アレンジが続きますが、
ご希望によっては生徒さんに向けて特別企画も考えようかなと思います。
ご興味おありの方はお声がけください。