初心者でも安心 プリザーブドフラワースクール カラコレス 長野教室

「ウチも天井に飾ろうか。でもホコリがつきそう。サランラップかけておくわけにもいかないしねえ」の声。

ドライアートという共通項があると、ディスプレイだけでも会話のきっかけには十分です。しかし話題の中心はやはり作品展です。今回の出品作品数は昨年より3O%増とのことで、その賑わいぶりが、まずは注目されました。

食事の前に2人が代表して感想を話す場面も。「初めての出品で、花材を決める時にエスカレートして、華やかにと思ってパラを使いすぎました。支払いが怖い。皆さん豪華な作品で感動しました。ずっと携わっていきたい」と笑顔で述べたのは並木さん。

若林さんは「初めて半年にしかならないのに調子にのって出品。材料とリボンを見たら、どんどんエスカレートして大きなものになりました。他の人のを見て意欲がわきました」。花材選びでエスカレートという2人の共通点には、うなずく人が多く見られました。

いつものように解説付きの特別メニューが配布され、「鮮魚のカルパッチョ３種盛りあわせ」などの前菜からスタートして、特製のパスタやビザ、人気のケーキと続くほどに会場も盛り上がります。

今年、太い蔓を使った大型作品が目をひいた金子さんは、上田教室で学んだ後、現在はながの東急カルチャースクールにも在籍。「制作の時は風邪っぽくて頭痛がしましたが、薬を飲むとフラフラして材料選びもちゃんとできないので、飲まずに我慢して取り組みました」ということでした。その甲斐あっての大作は会場の話題にもなっていました。

自作を玄関に飾ってギャラリーのようにしておくと、お客さんが驚いて楽しんでくれるというアイデア。作品を欲しいと言われるが手元にも残しておきたいので2個作らなければならない、という嬉しい悩み。猫が花材をくわえていってしまう…などなど、話が尽きることなく和気あいあいの２時間。途中、カゴを抱えた坂本代表から直接デンマークみやげが配られ、その小物から次のデザインに思いを馳せる人も。

パーティーは８回目。毎回のように参加の方から初めての人まで多彩で、カジュアルかつ優雅な雰囲気のうちに幕を閉じました。