ワンポイントアドバイス
~脇役になる花材えらび~
ご自分で材料を揃えてアレンジしようとして、ふと「何と何を組み合わせれば、素敵なデザインになるのかしら?」と思ったことはありませんか。
レッスンではすでに組み合わされた材料を、自分のスタイルでアレンジしていきますね。
実は花材が用意された段階でデザイン要素の7~8割はすでに決まっているのです。
何も無いところから材料を組む事は、大変重要なレッスンになっていきます。(作品展の花材選びがそうですね。)
主役級の俳優さんばかり集めても良い映画が作れないように、ドライアートの素材たちにも役柄があります。
カラコレスが常に気を配っているのが、脇役たちのセレクトです。
木の実や枝、リーフ類、コケ、麻ヒモ、リボン・・・などが脇役に選ばれる事が多いようです。
主役級の花材がなかなか脇役を演じられないのに対して(たとえばプリザーブドローズなど)、デザインによっては脇役の素材は個性派の主役を務めることもできるのです。
”カラコレスらしいシックで洗練されたデザイン”は、実はこの「脇役花材たちの名演技」によるところが大きいのです。
主張しすぎない、それでいて味がある、こんな素材をぜひ身の回りで見つけてみましょう。
意外と面白い発見があるかもしれませんね!