初心者でも安心 プリザーブドフラワースクール カラコレス 長野教室

　｢たぶん今の生徒さんの中で一番の長期在籍者かもしれません｣と坂本代表からのお墨付きが、長瀬香さんです。カラコレス発足から間もない頃に、当時のホテル・アオキ教室に訪れたのがきっかけです。それも｢ドライフラワーやってみたいけど一緒に行かない？｣という友人の誘いになんとなくついて行ったとか。

　初めての作品は、カゴの中に木の実をさしていくもので｢かわいくていいなー｣と思いました。２～３回通った時に、大作もできるからと勧められたライセンスコースに変更して受講を始めたのですが、仕事が忙しくて休む日が重なり、はかどりません。中級までいったところで、自分からベーシックコースに切り替えた、というのがカラコレスにおける長瀬さんの経歴です。

　昨年の作品展は休みましたが、その前の回は、コルクボードにプリザーブのバラをあしらったウエルカムボードを出品しました。自分用ではなく、幹事を頼まれた友人の結婚式の二次会で飾るために、心をこめて作ったものですが、予想以上の参加人数があり、会場が狭くなって飾ることができなかったといういわくつき。当初の目的は果たせなかったものの、先生と相談して作品展で陽の目をみることになりました。
　自分の結婚式では贅沢にお金をかけるよりも、自分のドライ作品で会場を飾りたいと思っています。テーブルの花もブーケも。ただ、今のところは｢夢、夢ですね｣。

　マイペースな長瀬さんにとっては、休むとその分はためておけるレッスン方法も、見本はあっても自分の好きなように作ることのできる製作方法もお気に入りです。｢レッスンがたまっているので、行ける時に行ってせっせと作ります｣。特に好きな花材はプリザーブのバラ。｢生みたいできれい｣だからです。クリームやピンクなどの淡い色にひかれます。

　作品を家に飾っておくと、訪れた親戚の人や近所の人に興味をもたれることもあり、そんな時にはプレゼントします。この間は｢団地の文化祭に出展が少ないので何か出してくれ｣と言われ｢昔の作品を解体して鏡の周囲にバラのガーランド｣の作品を出品しました。永田先生のアドバイスを受けながら。｢すぐ先生に相談してしまいます｣と、あくまでマイペースな長瀬さんです。