初心者でも安心 プリザーブドフラワースクール カラコレス 長野教室

榑沼　八重子さん

玄関がミニギャラリーの楽しみ

ながの東急カルチャースクールの月１回レッスンで約３年になるという榑沼さん。
10月の作品展には初出品ながらボードの大作｢木の実のトレモロ｣で注目を集めたひとりです。

　今回の作品発想の元になったのは、坂本裕美先生のイタリアントマトながの東急店のディスプレイだと言う榑沼さん。
｢レッスンの後に食事やお茶で寄って、季節ごとのお店の雰囲気にも合っているし、教室ではやらない技法などもあり、木の実を多用しているのもいい｣と思いながら鑑賞してきました。

　このディスプレイに刺激された榑沼さんは、作品展を機に｢大きなものに挑戦したい｣と、ボードに取り組むことを決めます。
これまでの作品や観葉植物でちょっとしたギャラリー風になっている自宅玄関の、下駄箱の上を飾ることを思いつき、長さを測ったところ120ｃｍ。教室に、ちょうどサイズがぴったりのボードの在庫があり、それを使うことに。

そして出来た作品が「ながの東急のイタリアントマトに飾ってある作品を見て“これだ”と思い挑戦してみました。ガーランドは苦手ですが、木の実のハーモニーは、とても楽しいものがあります」というコメント付きの作品です。

　最初はお友達と一緒に、お花は嫌いじゃないし、程度の気持ちで短期の体験コースに入った榑沼さん。
生徒さんたちがみんないい人で教室の雰囲気が良かったことから｢一緒にやるのが楽しくて｣続けているうちに「やめたら寂しい」という気持ちになって更新を重ねています。
人の作品に刺激されてアイデアがわくそうですから、和気あいあいとした中にもいつも発見があります。全体にシックで材料の内容が良質なのもお気に入り。

　毎月１作品仕上がるので、家の中は作品でいっぱいです。
ダイニングキッチンに10点以上、サイドボードの隅に置いたり、そして吹き抜けの玄関にも。
訪れる友だちにプレゼントすることもありますが、あくまで｢価値の分かる人に｣。
染めをする友人、バラをプリザーブド加工する友人もいて、趣味の話しが弾む時も楽しいひととき。
今回のボードの大作は、全体に白の雰囲気の家によく似合って、満足そうな榑沼さんでした。