バレンタインデーに活躍するチョコレートのトリュフみたい。
はじめてこの木の実を見た方から、よく聞く印象です。
日本では楓『ふう』と呼ばれるマンサク科の落葉高木の木の実です。
果実が外に出る前は、イガイガの先はもっととがっていて長く伸びています。
中国・台湾から江戸中期に日本に渡りました。高さは10メートル以上になり、公園や街路樹によく使われるようです。
このまま茶色の自然の色を使ってアレンジしてもかわいいし、クリスマス時期には晒して白くした素材も出回ります。
細かい木の実の中に、ほんの少しこのアンバーバームが入ると、とってもアクセントになるのです。
今回はこのアンバーバームが全体を引き締めるアレンジ「シンプルモダンなバレンタインポット」の作り方をご紹介しますね。
別々に仕立てた2本のワイヤーがハートを形作ります。
片方にはぎっしり木の実を詰めて、もう一方はワイヤーにシンプルにリボンを巻いただけ。
対比を楽しむアレンジメント。窓辺のグリーンの横においても素敵・・・。
◎ワンポイント・アドバイス
木の実をガーランドした時に、全体の仕上がりに丸みが出るように作って見ましょう。
すき間があいてしまったところには、グルーで木の実を貼って見ましょう。
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(1)材料はベビーウッドローズ、バクリ、カシュリナ、アンバーバーム、ユーカリの実、アートボール、アートラズベリー、スパニッシュモス、リボン、ポット。 |
(2)ビーウッドローズ、バクリ、カシュリナ、アンバーバーム、ユーカリの実をワイヤリングする。 |
(3)#18ワイヤーにテープを巻き、それを芯に先端を軽めにして、ガーランドワイヤーで材料を一つ一つ巻きつける。ガーランドの裏側にも材料をグルーで貼り付け、形を整える。
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(4)ワイヤーにリボンを巻き、先端にアートボールをつけて、ガーランドとともにハート型をつくり、ポットに挿す。根元にスパニッシュモスを止め、リボンを挿す。
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今回の作り方撮影にご協力いただいた
曽根さんと梶川さん。
「木の実のガーランド」は大きさをあわせて組み合わせるのが難しかったとか。
ご協力ありがとうございました。