式場から感嘆の声が!キャリアの長いお母さんだからここまでできる、上級テクニックのブーケ
……お嬢さんに作って贈ったカラコレス生の春原巳弥子さん

?ご結婚おめでとうございます!
「長女なので初めての経験で勉強になりました。娘は雑誌を見ながら『こういうのいいなあ』って片っ端から切り抜きして、ブーケの写真がいっぱいたまっちゃいました(笑)」
?結局どんなブーケにされたのですか?
「お色直し用のブーケです。ドレスがボルドー色で大きく裾の広がったスタイルなので、それに合わせて大型にしたら『背の高い娘さんですか』と教室で聞かれましたが、娘は華奢なんですけどね。でもよく似合っていました」

?ピンクのバラのキャスケードですよね。
「グランミリオンという手法で、2輪のバラを分解して1輪にするんです。
花自体が大きくなるのと、色を混ぜることができるんですね。
中心に淡いピンク、周辺を濃いピンクの花びらにすることで、ドレスの色とマッチして甘すぎる感じになるのが避けられました。
娘もかわいすぎるのは嫌って言っていたし、先生にも『ピンクのバラしてはシック』と褒められましたよ」
?そういうテクニックはカラコレス生としてキャリアのある春原さんらしいと思いますが、いずれは娘さんのブーケを作ろうと考えていたんですか?
「そうですね、漠然とは考えていましたね。私はいつも直感で作るので、今回も、あと1週間という時になって材料決めて作ったんです。娘の好みが毎週変わるので、付き合いきれず『あとは任せて』って」

?式場での反応はいかがでしたか?
「こちらの親戚は私が作るって知っていたのですが、あちらは知らないので、お色直しで入場の時に娘が参列の皆さんに説明してくれたんです。そしたら『ホント?』『ステキ!』という声が上がっていました。やはり嬉しいですよ」
?ブーケの保存はどうされていますか?
「普通は専用のケースに入れて保存ですが、素敵な思い出に直接触れられるのがいいなと思うし、娘もそうしたいと言うので、台を作ってあげようと思って構想中なんです。保存期間が、ケースよりも少し短くなるかもしれませんが、いつでも手で触れるっていいでしょ」
?どうもありがとうございました。いつも新鮮なアイデアいっぱいの春原さん。ブーケの台が出来上がったら教えて下さい。そしてお幸せに!