
最近では寒い時期しか手に入らなくなってしまいました。えっ? 夏でも売ってる?それって『甘栗むいちゃいました』でしょ?
それじゃダメなんです。だって外側のつるつるした皮がついてないと使えないんですもの。

この皮付きの天津甘栗が大変身するんです。
用意するものは天津甘栗とクリアラッカースプレーだけ。
スプレーはホームセンターで簡単に手に入ります。
先ず紙を敷いて甘栗たちを転がし、全体に満遍なくラッカーをスプレーします。
このとき隙間なくスプレーするのがポイント。
甘栗は美味しく蒸されていますので、このまま何もせずに置いておくとすぐにかびてしまうのです。
それを防ぐための下処理がラッカーでのコーティングです。
こうして出来たつるつるぴかぴかの甘栗ボールが一年を通じて、おうちでアレンジするときに役立ちます。

どんなときに使ったらいい?
どこに入れても大丈夫。ドライのお花とあわせても、松ボックリや胡桃といった木の実だけを集めたアレンジのアクセントに使ってもOK。
天津甘栗だけを編みこんで、ゴールドのまあるい鈴をいくつかつけたら素敵なリースが作れそう!
こんなつるつるで光沢のある木の実はなかなか見つからないので、とっても便利に使えます。その時々あわせる素材によってラメをふっても素敵。
いろいろ実験してみてくださいね。
ワイヤリングのポイントは、栗の平らになっているほうへ爪で切り込みをいれ(食べるときみたいにね)、Uピンに折り曲げたワイヤーの先を差し込む感じです。先にワイヤーにグルーかボンドをつけておけば完璧です。
たべても美味しいのに、その上アレンジにも大活躍の天津甘栗です。
皮付きがお店に出ている今のうちに買って、ラッカーコーティングしておきましょう。