

手のひらに2.3個載ってしまいそうなちいさなグラスです。
あまり上手でない厚く不ぞろいな造りが、却って愛着を生み、いくつか買って帰りました。
ガラスもほんの少し曇っていて、気泡の入った古いもの。

アンデルセンの生誕地、デンマークのオーデンセを旅していたときに見つけました。2月のまだ寒く閑散とした町。訪れる人のないアンティークショップの棚に、ガラスの食器ばかりきちんと並べて置かれていました。
このノスタルジックな雰囲気のままに、お花を飾ってみることにしました。少しくすんだ中世を思わせるシックなバラとほんの少しの木の実たち。合わせるリボンも地味目のものを選んで、アクセントに金の細いモールを入れようかな?

ちょっと手をかけると、
まるで気取った帽子をかぶせたみたいに素敵になりました。
ちいさなグラスたちはいつでもお花のベースに早代わり。
ワインと一緒に大切な人のプレゼントにいかがでしょうか?