週刊長野で坂本裕美の記事連載が始まりました
「暮らしの中のドライアート」というタイトルで、月に1回掲載されます。
今回のテーマは「身近な貝がらを使った夏のアレンジ」
週刊長野さんに許可を得て記事を再掲しますので、お読みにならなかった方はこちらからどうぞ・・・。
「暮らしの中のドライアート」
2008.8.9付週刊長野掲載

夏らしく貝がらを使ったアレンジをご紹介します。
今回は白いアサリを選んで使いましたが、この夏ご家族で海に出かけた方はそこで拾った思い出の貝がらも加えてみましょう。
先ずは丸いスチロボールに貝を貼ってトピアリー風に仕立ててみました。
トピアリーというのは樹木の刈り込みのことです。
球体や円錐形など形もいろいろ。
ディズニーランドではキャラクターの形に刈り込んだ柘植(つげ)のトピアリーがおなじみですね。
貝を貼ったすき間にはコケをあしらいました。
写真ではトナカイのえさにもなるフィンランドモスを使いましたが、身近な素材としては麻ひもをほぐしてフワフワにしたものを貼っても可愛いです。
出来上がった丸いトピアリーに枝を挿してベースとなるポットにセットします。
その際ポットの中に紙粘土をつめて重さを出すことで、倒れるのを防ぎ、また枝をしっかり固定する役目をしてくれます。
後は紙粘土の上に生花用の給水フォームをのせて、プリザーブドフラワーやリーフ、木の実、アクセントに小さな巻貝などをあしらいます。
すき間が気になるときは、トピアリーの部分で使ったモスや麻ひもをつめ、リボンをつけて完成です。色を工夫して涼しい夏を演出してみましょう。
坂本裕美
(カラコレス代表)