週刊長野で坂本裕美の記事連載が始まりました

「暮らしの中のドライアート」というタイトルで、月に1回掲載されます。
今回のテーマは「ワイングラス使った秋のアレンジ」
週刊長野さんに許可を得て記事を再掲しますので、お読みにならなかった方はこちらからどうぞ・・・。
「暮らしの中のドライアート」
2008.9.13付週刊長野掲載

家の中で眠っているワイングラスに光を当ててみました。
長い足の優雅な姿を生かしてエレガントなアレンジに仕立ててみましょう。外から見えるグラスの中には季節感のある素材や小物を入れるのが面白いです。貝がらやビー玉もいいですが、秋に向かう季節ですので小さな木の実を入れてみました。
まずアレンジ用のスポンジをカラー和紙に包んでグラスの口にセットします。プリザーブドのバラを2輪解体して大きな花とつぼみに作り直します。これはグランミリオンという手法です。1輪のバラの花びらを7~8枚はずし、その花びらにひとつずつワイヤーで足をつけます。
もう一輪のバラの周りにその花びらを重ねてつければより大きなバラが完成。ちょっと難しいですがこの手法を使えば花の大きさを自由に作り変えることが
できます。
次にグラスの中央に今作り直した大きな花を挿し両側にリボンを入れます。今回は私のスクールで人気のとっておきの花材を使います。バラの周りに木の実とピンクが可愛いペッパーベリーを挿し、杉の葉に似たタチカズラを高めに入れます。
最後にグリーンのアイビーリーフを周りを囲むようにを入れれば完成です。ワイングラスアレンジの場合は真ん中が高くなるように整えるのがコツです。
坂本裕美
(カラコレス代表)