
写真は白のバラをふんだんに使ったフォーマルなキャスケードブーケです。実はこの中には4種類の「白いバラ」が使われています。純白からオフホワイトまで数段階の「白さ」をあわせることで、同じ白でも奥行きのあるやさしい白さを表現することが出来るのです。
ひときわ大きなバラはコロンビアから、またフラットで巻きのきれいなオールドローズはケニアからと、世界各国の有名産地から自信作のバラがブーケのために集まります。
昨今プリザーブドがポピュラーになるとともにバラの花びらの薄い粗悪品も出回るようになりました。カラコレスでは当初から、プリザーブドフラワーでは一流のメーカーのものを厳選して使っています。

と言うのも、現在では最大のプリザーブドの問屋さんに成長したある会社の社長さんに「こんな素材があるんだけど」と相談されて、「ウェディングブーケにしたらどうでしょう」と提案したのが10年ほど前。当時ギフトショーで最初に出品したラウンドとキャスケードの2つのブーケは、「どうアレンジしたらよいかわからないから」と社長さんに頼まれて、私が作って送ったものです。
それ以来の長い仕入れのお付き合いがあるのです。白なら白で、赤なら赤で・・・・微妙に違う複雑な表情が楽しめるのがプリザーブドフラワーの良いところ。ぜひとことん色にこだわったあなただけのブーケを作ってみて!