
週刊長野掲載記事
「ソーラーローズのクリスマスリース」
「暮らしの中のドライアート」というタイトルで、月に1回掲載されます。
今回のテーマは「ソーラーローズのクリスマスリース」
週刊長野さんに許可を得て記事を再掲しますので、お読みにならなかった方はこちらからどうぞ・・
暮らしの中のドライアート 2008.12/6
ドライアートが盛んな北欧の古都コペンハーゲンに、クリスマスの時期何回か訪れました。印象的だったのは2年ほど前のクリスマス。黒を中心に白やゴールドでアクセントをつけた、シックな色調で街が覆われていました。
この時はいつも買い付けに出かけるお店の、色とりどりのリボンの棚のうち「黒」の段だけが空っぽになっていたのを覚えています。
ともすればさみしい色に落ち着いてしまう「黒」を素敵に使いこなすのはさすがです。
赤や緑のクリスマスカラーにはそれぞれ意味があるそうですが、一度そこを離れて自由な色でクリスマスを楽しんでみましょう。

今回のリースは白と緑にほんの少しアクセントのワインを足してみました。
白いバラのように見える花は、ソーラーローズ。東南アジアの水草の茎をスライスして乾燥したものをバラの形に作り直したもののようです。
この素材は実用面から言っても軽くて丈夫、その上変色しにくいので私のスクールでも人気です。
作り方は、ドライアート用のリースベースにワイヤーで足をつけた素材を挿すだけ。
拾ったマツボックリなども入れてしまいましょう。
仕上げにブナの葉にクリアラッカーをひと吹きしてラメを散らせば、より一層のクリスマスらしさを出すことが出来ますね。
坂本裕美
(カラコレス代表)