
長野市民新聞掲載記事
「フェイクスイーツ
・飾りのお菓子を楽しもう」
2009.06.25号掲載
長野市民新聞さんに許可を得て記事を再掲しますので、お読みにならなかった方はこちらからどうぞ・・
長野市民新聞6月25日(木)号
マカロンの人気は圧倒的です。
レッスン室の棚にケーキやアイスクリームなどさまざまなフェイクスイーツを飾ってありますが、
誰もがこのカラフルでポップな色彩には魅了されてしまう様子。
本物のスイーツとしてもここのところ一大ブームを巻きおこしたマカロン。
アーモンドパウダーと卵白、お砂糖を混ぜて焼き上げたシンプルな皮に、ジャムやクリームをたっぷり挟んだお菓子です。
魅力はその形状にもありそう。
コロンと丸くて手のひらに心地よく収まる感じです。
色とりどりのマカロンが並んだ様子はいつでも女性のハートを射止めるようで、映画の中でも活躍しました。

ソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」。
スイーツを監修したのがマカロンで有名なパリの老舗 パティスリー・ラデュレ(LADUREE)です。
夢いっぱいのケーキやキャンディーに混じってマカロンを積み重ねたマカロンタワーも出てきました。
作品の中で多用されるフリルやレース、豪華な衣装ともあいまって印象的。
このマリーアントワネットが着用するドレスや靴、「マカロン・カラー」といわれるパステルカラーが主で、画面いっぱい優しいイメージの色調で統一されています。
ではさっそく、外の生地はサクサク中はしっとりのマカロンを軽量粘土を使って表現してみましょう。
フェイクで作るときのマカロンらしさの決め手はその色彩と、爪楊枝で作る「ピエ」(フリルのようにはみ出す部分)です。
2色以上の粘土を混ぜてもよし、白い粘土にアクリル絵の具を混ぜて色を作るのもよし。
オリジナルの色作りにも挑戦しましょう。
カラフルなマカロンのさっくりしたピエが「本物っ!」と思わせるみたいです。
何色か作って携帯のストラップとして使ってもかわいいですね。
カラコレス・プリザーブド&ドライアートスクール代表 坂本裕美