
長野市民新聞掲載記事
「フェイクスイーツ・
飾りのお菓子を楽しもう」
2009.08.13号掲載「カスタードプリン」
長野市民新聞さんに許可を得て記事を再掲しますので、お読みにならなかった方はこちらからどうぞ・・
長野市民新聞8月13日(木)号
「カスタードプリン」

シンプルなスイーツの方がフェイクで作る時はむずかしいのです。
その代表格がカスタードプリンです。
持ち味のつるっとした弾力を、
飾り気のない台形だけで表現するのは初心者にはハードルが高すぎます。
ですから今回は「本物っぽさ」を追求するよりかわいいゴテゴテ感を味わうつもりで、にぎやかなプリン・ア・ラ・モードにしてみました。
こちらは主役のカスタードプリンのほかにホイップクリームをしぼったり、フルーツをデコレートしたりと楽しむ要素も満載です。
プリンといえば学生時代にアルバイトをした洋菓子屋さんを思い出します。
ショーケースにはおしゃれでかわいらしいケーキが並んでいて、休憩の時間になると従業員はお気に入りの1つを買って休憩室でおやつタイムです。
私がいつも選んでいたのが陶製の器に入ったシンプルなプリン。
甘すぎるスイーツはちょっと、という私にも満足の楽しいひと時でした。
大人から子供までファンにする魅力は絶大ですね。
作り方ですが紙コップを使って形を整えて行きます。
最初にコップの底にカラメルソースになる茶色の軽量粘土をいれ、その上にプリン本体となるクリーム色の粘土をいれます。
そのまま5分ほどかわかして紙コップをはずし、逆さにするとカラメルソースをのせたプリンの完成。
ソースには粘土用のニスを塗って光沢を出しましょう。
ポイントはカラメルソース部と本体との境目が自然になるように、なだらかにする事です。
プリンアラモードのような華やかなスイーツには、プリザーブドローズをアクセントに入れるのが効果的です。
オレンジ色の濃淡のバラで、カスタードプリンとの色のグラデーションを楽しむのもおすすめ。
お試しください。
カラコレス・プリザーブド&ドライアートスクール代表 坂本裕美