

長野市民新聞掲載記事
「フェイクスイーツ・飾りのお菓子を楽しもう」
2010.2.2号掲載「バレンタインデーにとびきりのチョコレートを」
長野市民新聞さんに許可を得て記事を再掲しますので、お読みにならなかった方はこちらからどうぞ。
「バレンタインデーにとびきりのチョコレートを!」
ホットチョコレートに唐辛子を入れて飲む・・・何て刺激的な組み合わせでしょう。
これは映画『ショコラ』の一場面。
2000年封切のこの映画では、山ほどのおいしそうなチョコレートが出てきます。
一口チョコの「ボンボン・オー・ショコラ」や丸く薄く延ばしたチョコレートにナッツやドライフルーツをトッピングした「マンディアン」、ドラジェやガナッシュ、トライアングル、シーシェルなどなど。

まだ字幕もよく読めない低学年の長女を連れての映画でしたが、あまりに魅力的なチョコレートの数々に感激した彼女にねだられて、帰りにチョコレートコーナーに立ちよりました。
このチョコレート、歴史は古代マヤ族にまでさかのぼり、当初は薬や神聖な飲み物として珍重されていたとか。
コロンブスによってヨーロッパにもたらされますが、庶民の口に届くのは近代になってから。
それまではカカオ豆100粒で奴隷一人と交換するような貨幣としての価値をもっていたそうです。
2月14日はバレンタインデー。
素敵なデザインのチョコレートがたくさん登場する季節です。
今回はずっと残しておけるフェイクのチョコレートをご紹介します。
ポイントは粘土の色。
よりリアルに見えるように、茶色に黒の粘土を少量混ぜてこげ茶を作りましょう。
トッピングは思い思いに。
丸く仕上げて上に小石を張ったり、トリュフのようにソースで波々のラインを描いたり。
赤いバラをアクセントに添えて華やかにしてみました。
カラコレス・プリザーブド&ドライアートスクール代表 坂本裕美