






長野市民新聞掲載記事
「イチゴの生クリームケーキ」
2010.4.6号掲載
長野市民新聞さんに許可を得て記事を再掲しますので、お読みにならなかった方はこちらからどうぞ。
「イチゴの生クリームケーキ」
独身で会社勤めをしていた頃、
月に一回同期の女性たちと丸いケーキを取り寄せて、
昼食後に楽しんでいました。

チョコレートやフルーツのスポンジケーキにタルト。
最初6人で切り分ける時にはわいわいがやがや。
ナイフを入れるのも「偶数だから分けやすいね」と。
それからひとり減り二人減り、その都度ケーキも分けやすくなったり分けにくくなったり。
最後私と友人の二人になり、
さすがに丸いケーキを2等分して食べるのも勇気がいり、
お取り寄せをあきらめましたが、
今になればちょっと挑戦してみたかった気もします。
さて、今回は真っ赤なイチゴに深い紫の完熟ブルーベリーをあわせた生クリームのホールケーキを作りました。
フルーツがつややかなのはニスを何度も塗ったからで、
まるでゼリーがかかっているよう。
作り方は意外と簡単です。
まずイチゴとブルーベリーを作ります。
イチゴは赤い粘土を三角のイチゴの形に作り、つまようじの先でさしながらツブツブ感を出します。
ブルーベリーのほうは茶色2:赤1:青1の割合で粘土を深い紫色になるまで混ぜ、小分けに丸めて、中央部にこちらもつまようじで放射状に5~6本の筋を入れます。
次に土台となる丸い給水スポンジに白い粘土を貼ります。
底の面以外は全部行き渡るように薄く伸ばしましょう。
壁面にもロープ状に伸ばした粘土で思い思いのラインを描きます。
接着には木工ボンドを使って。
中央部にイチゴとブルーベリーをのせニスを塗り、ミントの葉を飾れば完成です。
後はお好きなだけホイップをしぼってかわいくしましょう。
カラコレス・プリザーブド&ドライアートスクール代表 坂本裕美