
長野市民新聞掲載記事
「たくさんがかわいいマカロンツリー」
2010.8.3号掲載
長野市民新聞さんに許可を得て記事を再掲しますので、お読みにならなかった方はこちらからどうぞ。
「たくさんがかわいいマカロンツリー」2010.8.3号
学生時代のこと、アパートのこじんまりしたキッチンに突如アリの行列が現れました。
延々と部屋を横断するその行列の先をたどってみると、なんと行き着いたのは引き出しの中の「お砂糖の袋」。
あろうことか彼らはお砂糖のビニール袋に侵入し、そのままそこに巣作りを始めてしまったのです。

すでに複雑な通路や部屋が出来ていて活発に行き来をしている模様。
その袋を前に思いました。
しあわせそう・・・。
だってこれ、究極の「お菓子の家」ですから。
壁も天井も床も全部お砂糖、夢のある建築資材の選択に脱帽です。
ヘンゼルとグレーテルの「お菓子の家」を夢見た子どもの頃を思い出しました。

さてアリたちにとっては簡単に実現できてしまうお菓子の家ですが、私たちが始めるのなら、最初の一歩は立体感のあるマカロンツリーがおすすめです。
このマカロンツリーならコーン型のベースにマカロンを挿して行くだけ。
パフェのように柔らかいクリームを重ねていくむずかしさもありません。
マカロンに使う粘土の色もパステル調や、同系色といろいろに遊べますし、リボンやパールで可愛くデコレーションするのも自由自在。
少々かわいすぎ、くらいのおもいきり派手な飾りつけでもOKです。
クリームをサンドしたマカロンはトップに飾るだけにして、周りはクリームなしの平らなマカロンをワイヤーでベースのツリーに挿しましょう。
このとき互いのマカロンがほんの少しずつ重なるように挿していくと、立体感が出てより可愛くなります。
マカロンのピエ(周りのサクサク感)は爪楊枝2本を使ってちくちくさしてリアルな感じを出してみました。
存在感のあるマカロンツリーぜひ挑戦して下さい。
カラコレス・プリザーブド&ドライアートスクール代表 坂本裕美