
長野市民新聞掲載記事
長野市民新聞さんに許可を得て記事を再掲しますので、お読みにならなかった方はこちらからどうぞ。
長野市民新聞 2012.1.14掲載
小さなお子さんの発表会の記念に・・・こんなケーキがあったら
チェロを載せたホワイトケーキ
プリザーブドフラワーのアレンジメントレッスンをしていて時々耳にするのが「今日のこのアレンジ、孫のお稽古の発表会にプレゼントするの」というお話。
そのお稽古とはピアノだったりダンスだったりバイオリンだったり。
おばあさんからのおしゃれなお花のプレゼント、さぞかしお孫さんもうれしいことでしょう。

軽量粘土で作ったドーム型の土台に
スプーンの背などでホイップ粘土を平らに塗り、
ところどころ押し付けて静かに
引っ張り「ツノ」をつくる。
そして考えました。「こんなフェイクのケーキがあったら発表会もさらに楽しくなりそう・・・」。
お稽古に使っている道具をそれとなくトッピングです。
今回はドーム型のホワイトケーキにチェロをイメージした枯葉のチョコレートを乗せてみました。
雪原のステージへ上がる階段も刻んだナッツで飾り付け、メロディーは細いリボンで流れるように表現し、エーデルワイスのお花も咲かせて。波打つクリームで雪原を渡る風をあらわしたらエレガントなデコレーションの完成です。

ドーム型の土台になるのは軽量粘土です。ボールを利用してドームの形に整え、ふちから2センチくらい内側を円に沿って切り込みをいれて階段部分をつくります。
枯葉のチェロやリボン、刻んだナッツや小花といった細かいパーツは樹脂粘土に絵の具を混ぜて作ります。
ことにナッツは白と黄土色の絵の具を混ぜプレスしたら表面に茶色を塗り細くカットします。さらにそれをランダムにカットするという手の入れようでよりリアルになります。
お孫さんの発表会にプリザーブドのお花とフェイクのケーキのプレゼント、どちらも残しておけるので記念になりますね。ぜひトライしてみてください。
カラコレス・プリザーブド&ドライアートスクール代表
坂本裕美