今年は〝カラコレス誕生20周年〟ステキな特別企画を準備中。
第一弾は、カラコレスの歩みと源を振り返ります。

カラコレスの始まりは平成7(1995)年12月。
そのころ主流だったカントリー調のドライフラワーではない、エレガントなドライ素材のアレンジメントを志した坂本裕美代表が、自宅で始めた小さな教室でした。

数年たって少しずつ作風が定まって行く中で触発されたのは、雑誌で見つけたデンマークのアーチスト、ライフ・シガースンの作品。
神秘的で自然の中で似合うのに独特の洗練美。

デンマークではドライフラワーアレンジメントが盛んと知り、訪ねてみると、求めていた世界がそこにありました。
それから北欧デザインのテイストを入れながら、あくまでカラコレス独自のスタイルを追求することになります。

デンマーク直輸入素材を始めとする選び抜いた素材と、オリジナリティあふれるデザインは、毎年のように開催する個展でも高い評価をいただき、生徒さんはじょじょに増えていきました。

新しい素材の開拓は当初から最も重要視していたことのひとつで、プリザーブドフラワーを長野県下で最も早い時期に採用。
全国的にも先駆けで、卸会社の参考作品づくりも担当しました。
今日、大人気を誇るプリザーブドブーケも他に先駆けています。
信濃毎日新聞社さんの記事のアーカイブでも、プリザーブドフラワーに関してはカラコレスの記事が最も古いのだとか。

10周年記念の年、坂本代表の初めての著書『プリザーブ&ドライアートの世界 〜出会いは時を超える〜』をその信濃毎日新聞社より出版。
カラコレスはますます広く知られることになりました。
坂本代表は素材を求め、またデザイン性向上のためヨーロッパ、アメリカなど各地を訪れ、さらにオリジナリティを高める方向へ。

空間ディスプレイの機会も増え、カラコレスの事業内容は多様化。
パリでのディスプレイにも広がりました。

カラコレスの教室も、坂本代表の歩みとともに進化。
生徒さんからの要望に応えるクオリティの高い指導のため、研究生対象の「指導基本講座」(平成14年当時)なども実施、高い技術力をもちながら、ひとりひとりに創造的な指導のできる講師を養成してきました。

最近は、このような基礎力を活かした新製品開発も続いています。
今年をカラコレス20周年イヤーと位置づけ、
多彩な企画を打ち出す予定ですので、ご期待ください。
◇カラコレスの歩み
1995年 | 自宅にて、ドライフラワーアレンジメント教室開講。 |
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1998年 | オリジナルプリザーブドフラワーブーケ「AL・LADO」発表。 |
1999年 | デンマークにリサーチと買い付けの旅。 |
2001年 | デンマーク大使夫妻来長野に際し滞在先ディスプレイ。ノルディック・ジャパン環境会議エントランスディスプレイ。2002年 有限会社カラコレス設立。JA葬祭センター「虹のホールまめじま」エントランスディスプレイ担当。 |
2004年 | SBC信越放送テレビ番組「くらしのティータイム」 スタジオ内ディスプレイ。 |
2005年 | 『プリザーブ&ドライアートの世界 〜出会いは時を超える〜』出版(信濃毎日新聞社)。 |
2007年 | 第63回東京インターナショナル・ギフト・ショーでブースディスプレイ。 |
2010年 | SBC信越放送テレビ番組「3時はららら♪」スタジオ内テーブルアレンジ開始(継続中)。 |
2012年 | 「アートのお供え花」開発。 |
2013年 | 京都亀岡市イギリス村「ドリムトン」でコテージ2棟をアートフラワーで装飾。2013 サロン・デュ・ショコラ Parisで日本から出展の「カフェ・オウザン」ブースをディスプレイ。 |
2014年 | 個人宅のオーダーメイドのアートフラワーディスプレイ開始。 |