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![]() 2010年6月1日発行 Vol108. http://www.caracoles.jp/
![]() 「大人の文化祭」に出展します
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日時 | 6月22日(火)10:00~12:00 |
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場所 | ホテル国際21 |
受講料 | 12,600円(受講料、材料費込み) |
講師 | 坂本裕美(カラコレス代表) 中澤美恵子(カラコレス講師) |
持ち物 | お裁縫道具 |
申込み |
![]() info@caracoles.jp(要予約) |
今後は月に1回の開催です。(7/21、8/25、9/28、10/19、11/25、12/8開催)
※コース制ではありませんから、お好きな講座にご参加ください。
今回のボストンのアンティークフェアで出会った素材たちをどう蘇らせるかは、
素材たち側からカラコレスに投げかけられた課題。
ていねいに作られ大切に使われ、
時を経て新たな利用方法でまた使われてきたアンティークの歴史の流れに逆らわず、
今の時代に蘇らせてあげるための講座がこちらです。
尽きない物語を秘めた素材たちと向き合いながら
手作りの楽しさを優雅に心ゆくまで味わっていただけるスペシャルな講座です。
初回は応用範囲が広く年齢層も問わないコサージュ。
国際21の会場はこじんまりしていて定員は10名ほど。
何よりも、素材そのものに限りのあるのがアンティークです。
気に入ったからと同じものを追加注文はまず不可能ですから、
ボストンから直行のアンティークに真っ先に触れてみて下さい。
針と糸にかけても凄腕の中澤先生が技術指導しますので、
もしも洋裁は苦手という方でも心配いりません。
皆様のご参加お待ちしております。
新しい素材との出会い、デザインソースとの出会いを求めて、5月10日から8日間、ボストンのアンティークフェアを中心にアメリカを旅して来ました。
予想以上の発見と収穫で、帰国早々からカラコレスの新たな展開がスタートしています。
ご期待下さい!
☆全米最大のヴィンテージフェア
カラコレスの海外での直接仕入れ先はデンマークが中心でしたが、今回はアメリカに足を伸ばしました。
向かったのはボストン郊外のアンティークフェア会場です。
全米最大級のフェアが年に3回開催されることから、ディーラーや一般のお客さんはもちろんですが、各国のアーチストがデザインのインスピレーション、新たな発見を求めて集まって来ます。
会場は主に2か所。
ひとつはファブリックを中心に、付随するボタンやアクセサリー、造花、レースなどをまとめた屋内会場。
もうひとつはサッカー競技場20個分に相当するという敷地に5000店舗が出店する屋外会場です。
まだ寒いボストンの屋外での買い付けは体力勝負という中、ジャンルを問わずにありとあらゆるアンティークが集まり、ものすごい熱気でした。
ボストン滞在は4日間。
連日通い詰め、全体を回ってみました。
同じ場所にもう1度戻れると思ったら大切な出会いを逃してしまいますから、気に入ったものがあるとその場でまとめ買い。
例えばレースの店では、彼女自身がアンティークのような品のあるおばあさんに「ハンドメイドだけをより分けて全部下さい」という具合です。
☆Arts & Craftsの素材として
会場を歩き回りながら、カラコレスが歩む道筋が見えるようでした。
大量生産されない時代、心をこめて作られたものを素材に、現代の作る楽しみをゆっくりと皆さんに味わっていただきたい。
古びた色合いも、柔らかな風合いも、故意に出そうとして出せるものではありません。
そのアンティークの魅力を活かしたアーツ&クラフツがカラコレスのレッスンに仲間入りします。
詳細はお知らせをご覧下さい。
☆日本に連れて帰った素敵なアンティーク達
膨大な品々の中から長野に連れ帰ったのは旅行鞄2個分のアンティーク達です。
空港の荷物チェックでX線が映し出した不審な物体に係官から質問されるという事態にも遭遇してしまいました。
開けてみたら大量のボタンだったので問題はありませんでしたが…。
目が合って一目惚れしたウサギのボディは抱っこして持ち歩き。
こちらは係官から「ナイス バニー!」の声がかかりにっこりでした。
仕入れた品物は次のようなもの。
世界にほとんどひとつのアンティークです。
次はどなたのお手元に届くのでしょうか。
レース…
1800年代の手編みや機械編みのレース。
どれほどの手間暇がかかったのかに思いをはせるだけで心が豊かになります。
ボタン…
中心は貝ボタンです。
白、グレー、オフホワイトという基本色は応用範囲が広くイメージが膨らみます。
球形や細かい細工の入ったもの、コート用の大きな一点物も。
プラスチック製は色とりどりで少々キッシュ。
シルクやベルベットなどの造花…
1900年代の中ごろまで、アメリカやヨーロッパの婦人達は帽子を愛用していました。
帽子を引き立て個性的にするのは造花。
当時のシルク、シフォン、ベルベットなどの高級素材がほどよく退色してエレガントな雰囲気を伝えています。
シャンデリアのパーツ…
豪華なシャンデリアのパーツをばら売りしていたのには惹き付けられました。
サンキャッチャーやネックレスにするのも素敵ですし、レースとの相性も抜群です。
リボン…
古い紙にていねいに巻かれたシルクの淡いリボン。
少しだけ日に焼けて色の変わった細いレーヨンのリボン各色。クラフトになくてはならない存在です。
☆国内アーチストさん達との出会いも新鮮でした。
今回の買い付けの旅は、レザーの作家さん、パッチワークの作家さんなど、日本各地のアーチストの方々とご一緒でした。
仕入れだけではなく、デザインのインスピレーションを得るための目的もあるのです。
そんな皆さんとの情報交換も、カラコレスの新たな展開への刺激になりました。
ボストンでの買い付けを終え、ニューヨークでは地下鉄に乗りぶらぶらと、各地を歩き回りました。
目的を持たずに出会いを楽しむのも旅の醍醐味。
ソーホーでは素敵な手芸店を見つけ、長い時間をそこで過ごしました。
アメリカというと、手作りもおおざっぱなイメージを持っていたのですが(ごめんなさい)、そんなことはありません。
いえ、感心するおおざっぱさもある一方で、例えばフェルトの専門店には微妙な色合いのものが何十枚も並び、精巧でかわいい手芸屋さんがあるなど、多様さを満喫してまいりました。
この経験はすべてカラコレスのレッスンに反映させてまいりますのでご期待下さいね!
※今週のデザインは6月15日号に掲載いたします。
ひときわ大きく華やかなバラは、プリザーブドローズの中の プレミアムサイズです。
リースベースにはワイヤーリボンを絡ませて 甘くなりすぎないようにデコレイト。
シックなドレスに合わせれば、誰もを納得させる「大人の雰囲気」。
挙式とおなじドレスでも、デザインひとつで簡単にお色直しできてしまうのがブーケのすごいところ!
個性派のあなたにお勧めの作品です。
現在発売中の、「こまちウェディング長野版4/20発売号」および月刊「長野こまち5/25発売号」にカラコレスの情報掲載中です。
ぜひチェックしてくださいね!
ソーラーローズの白がこれからの季節に映えます。
小ぶりでもインパクト充分なクラシックなポットに、シックな素材だけを詰め込んで・・・。 本棚の一角を飾るのにちょうど良いサイズです。
読み終わった宮部みゆきのミステリーを、たくさん本を読む友人にあげた。
「おもしろかった!」と反応が返ってきた。
彼女はそのままその本をお姉さんにあげたらしい、「おすすめだよ」と言って。
お姉さんから帰ってきた答えは、「この本うちにあるよ、あなたも読んだじゃない!」
「全然気付かなかった。私って結構先のストーリーを予測できるなあなんて感心してた」
一度読んだミステリーでデジャヴを体験できるあなたって「グリコ」みたいな人ね・・・
(Hiromi Sakamoto)
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![]() 晒した木の実が小花のような彩を添えるオリエンタルポット![]() 白い小花のように見えるのはバクリとブナの実を晒して白くしたもの です。 |
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![]() 信濃毎日新聞社 B5版 80ページ オールカラー 定価1.785円(税込み) 探していたドライフラワーがここにあった! |
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