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2008年5月1日発行 Vol58. http://www.caracoles.jp/
母の日のプレゼント 今年は手作りでカラコレスからの母の日に向けての贈り物はこちら。 母の日に贈る
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日時 | 5月9日(金)、10日(土) 午前10時30分~午後4時 |
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場所 | ながの東急百貨店 正面広場 屋外ですがパラソルを設置します。 |
料金 | <税込>1.000円 ギフトの販売もいたしております。ぜひお立ち寄り下さい。 |
お問い合わせ | カラコレス・プリザーブド&ドライアートスクール 0120-112-897 |
イガイガの実は、マツボックリとはまた一味違う風合いがあります。
ヤシャブシは漢字で「夜叉五倍子」と書きます。不思議な文字ですね。
夜叉は古代インドの神話に登場する鬼神(yaksa)が、仏教として伝来して日本では善い神様に変身したのだそうです。
確かにこの実の規則正しいイガイガは善人にも悪人にも取れる不思議な魅力があります。「規則性」というのは心を癒してくれるので、私にとっては善い神様かな・・・。カバノキ科のヤシャブシの果穂は、シラカバに似て長く垂れ下がりますので、この風情から「夜叉」の名がついたとも言われます。
さて夜叉に続く次の「五倍子」、これはフシと読んで、虫こぶのことです。虫こぶって見たことありますか?木の葉や幹に昆虫が卵を産んで、組織を異常増殖させてこぶ状にしてしまうことです。タマバエなどは悪名高いですが、そのほかにも有効利用されてきたものには白髪染めやお歯黒の材料になるような虫こぶがありました。ヤシャブシの果実もタンニンを多量に含んで染色に使われたことから、「フシ」という名がつけられたそうです。
そうそう「虫こぶ」といえば、猫にマタタビのあの「マタタビ酒」に入れるのも、実はマタタビの本当の果実ではなくて、マタタビミタマバエがつくった「虫こぶ」なんだとか・・・。知りませんでした。
ヤシャブシは比較的野山のどこでも見ることができ・・・というよりは、放っておけばどこにでも入り込んじゃう元気のよい樹種なのだそうです。パイオニアなんですね。それからこの樹木も白樺と同じ「口腔アレルギー」を引き起こす原因となるそうで、場所によっては伐採も進められているそうです。
ただしもちろん悪いことばかりではありません。ヤシャブシの根には根粒といって細菌との共生によってこぶができています。この根粒菌が地面の中でたりなくなりがちな窒素を集めてヤシャブシに提供していますので、葉の窒素濃度が高くなって落ち葉により土壌も肥沃になります。荒れた土地を緑化するためにも使われてきたのだそうです。
リースの素材としてもおなじみのヤシャブシの実ですが、作品つくりとともにこんなエピソードたちも思い出してくださいね。
たっぷりのシルバーデイジーがクッションになってアートのバラを引き立てます。
木の実やスケルトンリーフをアクセントにきっちりと丁ねいに編んでみましょう。
草原でシロツメクサの首飾りを編んだ日のことを思い出しながら・・・。
(1)材料はアートフラワー、スケルトンリーフ、ベビーウッドローズ、アンバーバーム、アートボール、シルバーデイジー、ワイヤーリボン、ガーランドワイヤー。 | (2)シルバーデイジーと木の実、リーフにワイヤリングをする。 | (3)#18ワイヤーにテープを巻き、芯にして材料を端からバランスよく編みこむ。 | (4)リボンをつけ、ラメ、ラッカーを振って完成。 |
デンマークではこの種類のアートのお花はポピュラーで、老舗のお花屋さんの皇室御用達のデザインから、街のディスプレイにいたるまで、そこここで眼にしました。
一昨年のクリスマス時期に訪れたデンマークでは黒の花が大活躍、カラコレスでも「シルバーモスのツリー」などにこのアートのお花を使ってたいへん好評でした。
カラコレスではこのほかにも様々なレッスンをご用意しております。
先ずは体験レッスンを受けてみたいという方のために無料体験レッスン(受講料無料、材料費<税込>2.000円)もご用意しております。
無料体験は毎回好評ですぐ予約終了となりますので、
お申し込みは今すぐどうぞ。
現在発売中の、「こまちウェディング長野版・2008年秋冬号」および月刊「長野こまち4/25発売号」にカラコレスの情報掲載中です。 ぜひチェックしてくださいね!
ひときわ大きく華やかなバラは、プリザーブドローズの中の プレミアムサイズです。
リースベースにはワイヤーリボンを絡ませて 甘くなりすぎないようにデコレイト。
シックなドレスに合わせれば、 誰もを納得させる「大人の雰囲気」。
挙式とおなじドレスでも、デザインひとつで簡単にお色直しできてしまうのがブーケのすごいところ! 個性派のあなたにお勧めの作品です。
「インターネットでもたくさんのブーケキットを販売していますが、そういったものはなかなか手順がわかりにくい。やっぱり直接レッスンを受けるのが一番です。」とおっしゃるのは「資格取得コース上級」の小沢陽子さん。
「以前も親戚の結婚式にブーケを頼まれて2種類制作しましたが、人に作ってあげるほうが責任もありはるかに大変とわかりました。自分のものは気が楽です。」
今回はウェディングとは関係なく、まったくのご自分のレッスン制作のため、選んだお花の色も小沢さんカラー。
白と抑えたグリーンのプレミアムローズを基調にシックな色あわせのキャスケードブーケです。普段のウェディングブーケではなかなか見られない色あわせですが、レッスン制作なら冒険も可能。おしゃれな小沢さんのこだわりを感じます。
先に制作した真紅と落ち着いたオレンジのラウンドブーケは、すでに寝室の棚に置かれているとか。今回のキャスケードブーケをセットで飾られるのをまっているそうです。
フォーマルなブーケ制作もレッスンの現場では、皆さん思い思いの配色で長く楽しめるものをお作りのようです。
ワタガラでアジサイを表現してみました。
透けるリーフで作ったたくさんの花びらに囲まれると、ワタガラが小花のように見えてきます、アクセントはタチカズラとさりげなく光るラメで・・・。
長男9才「ねえママ、正直者には手品ができないんだよ。」
私「どうして?」
長男「だって種も仕掛けもありませんって言うんだもん。ほんとはあるのに。」
私「そうちゃんはじゃあ嘘つきなの?」
長男「・・・・・・そういうことになるのかなあ。」
良心と真実のハザマで揺れ動く彼。
(Hiromi Sakamoto)
父の日のプレゼントに添えるギフトアレンジ甘くなりすぎないように細心の注意を払いました。 |
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信濃毎日新聞社 B5版 80ページ オールカラー 定価1.785円(税込み) 探していたドライフラワーがここにあった! |
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