坂本裕美のパリ散歩
サロン・ド・ショコラでのディスプレイのために
パリ入りしたのが10月28日でした。
30日まで滞在したのは、
サンジェルマン・デ・プレ地区の歴史あるホテル。
3人乗ったらいっぱいになりそうなエレベーターのある、小さくて小粋な古いホテルで、いかにもパリの風情がいっぱいでした。
部屋のカーテンと椅子の生地がセットだったり、壁紙とベッドカバーがセットだったりと、お洒落です。
窓を開けるとプランターにはゼラニウムのお花。
映画のワンシーンのようでした。
このホテルのシェフが本を何冊も出版しているという有名人で、レストランは予約を取るのも難しいそうです。
何気ない朝食のクロワッサン、ゆで卵、ハム、搾りたてのオレンジジュースの美味しさはさすがでした。
久々のパリでは、パリ最古の屋内市場をのぞいてみました。
規模は小さいのですが、日本同様たくさんのキノコがあったのは季節のせいでしょうか。
氷の中にきれいに入れた魚のディスプレイが印象的でした。パリでの1日はイギリス在住の友人夫妻がアレンジしてくれ、美術館巡りをしました。
ちょっと残念だったのは、
時間がなくてお花屋さん巡りができなかったこと。
セーヌ河のほとりの一軒に立ち寄ったくらいでした。
パリは何もかもがお洒落で、次に行ったイギリスの質実剛健さとは対照的でした。