また一つ、新たな動きが始まっています。
今年の作品展、思い出のお品を作品に取り入れる方が増えています。
ご自身が気に入って大切にしてきたものや、
ご家族の思い出の品など。
素敵なことだなあと拝見しています。
今までは着物や帯といった、
もう使わないけれどもったいないから作品にしましょう、
という動きがトレンドでした。
それが着物を離れて身の回りに及んでいる気がします。
不要なものは処分しよう、が世の流れですが、
その先に行きつくところが、
「大切なものは大切に残したい」という想いなのですね。