こんなにも快晴のソフィアはここ最近珍しかったのだとか。
その通りで翌日からずっと旅行中小雨。
傘が手放せなくなりました。
ですから青空のソフィア風景は貴重です。
ぐるっと一周しますね。
ソフィアを代表するブルガリア正教の寺院
「アレクサンダル・ネフスキー寺院」です、大きい。
5000人を収容できるブルガリア最大で最も美しいとされる寺院です。
オスマントルコから独立するきっかけになったロシアトルコ戦争の時
犠牲になったロシア兵20万人を祀っているのだとか。
この巨大な建物のの中がイコンとフレスコ画で埋め尽くされ
それはそれは、な迫力です。
ブルガリア、ルーマニアの正教の教会内はどこも
隙間なくフレスコ画が描かれていて、
厳かでいながら静かに迫ってくるものがありますね。
私が唯一知っている正教会は夫の実家がある函館のハリストス正教会ですが、
そちらはイコンをのぞけば内部はかなりシンプルに思えます。
(アイアンの細工を見逃せない習性のわたし)
ブルガリア移動中、クリスマス装飾が少ないなあと感じました。
11月下旬でしたので、ちょっとデコレーションには早かったのかも。
それにしても。
ロシアのXmasがグレゴリオ暦で1月7日だそうなので、
ここもそんな感じなのかと思ったり、
でも後で調べるとブルガリアはユリウス暦の12月25日なのです。
クリスマスは家族と静かに過ごして、
そのあとは全員で教会でお祈りする敬虔な正教徒の過ごし方のようです。
これは見つけた数少ないクリスマスデコレーション。
こちらはソフィア近郊の世界遺産「ボヤナ教会」です。
この教会も古く、11世紀、13世紀、19世紀の3回の構築が
横から見るとよくわかります。
中のフレスコ画は生き生きとしていて
私の知っているデザイン的なビザンチン絵画ではない、
もっと動きのある絵でした。
光を当てないように窓がとても小さく、
中に入れるのも10人ほど限定で守り継がれています。
(時代によって石の積み方が違います)
街も歩いてみました。
ヴィトシャ大通り、ソフィアのメインストリートで歩行者天国です。
周りの木々の葉が紅葉していて印象的。
ショッピングストリートなので両替もあります。
日本の新券の一万円札、両替してみました。
すっごーく時間をかけて何度も確認して
お断りされました(泣)。
ドルは大丈夫だった♪
友人がクレジットカードでキャッシングをしてみましたが、
最低が400レヴァと決まっているようで、
その仕組みがわかるまで苦心しました。
ちなみにブルガリア通貨は1レフ(複数だとレヴァ)が82円位です。
ヴィトシャ大通りにはガラスで冬用に作られた
仮設のこういったレストランがあちこちに。
ここは友人の勘で伝統的なブルガリア料理っぽいと入ってみました。
店中の造花の装飾がとても素敵です。
友人は地元のクラフトビールを。
チーズもお肉も野菜も、どれもおいしくて、
友人の勘、大当たりです。
夕ご飯までたどり着いたところで、
本日ここまで。
年末のお忙しい時にお付き合いいただきありがとうございます。
続きはまたあした、
旅行のお話だけだと飽きちゃうので、
そろそろ違うお話も混ぜて・・・