2か月続けて東京で個展をすることになるとは、
自分でも少し驚いています。
けれど終わってみると、
今回の代官山の個展は、作品を見ていただく場であると同時に、
これまでのご縁が集まり、
また次のご縁へ広がっていく場でもありました。

もともとは個人的な習い事から始まったご縁でしたが、
そこから30周年記念コンサートへとつながり、
さらに銀座、代官山の個展へと広がっていきました。
昨年の30周年記念コンサートをきっかけにご縁をいただいた、
フルーティストの山形由美さん、ギタリストの西村正秀さんをはじめ、
そこからつながった方々にも、
銀座、代官山と続けて見ていただくことができました。
銀座奥野ビルの、凝縮されたクラシカルな空間。
代官山ヒルサイドテラスの、広がりと余白のある空間。
同じ作品を中心にしながらも、
会場が変わると、見え方もまったく変わります。
その変化を、続けて見ていただけたことが、
私にはとてもありがたいことでした。

いらした方が、
「ヒルサイドテラスは私たちの年代にとっては憧れでした。
銀座でやって、ヒルサイドでやって、次はプレスクラブで、
いったいこの先どこに行っちゃうんでしょうか」と(^O^)。
銀座、代官山、そしてプレスクラブ。
ご縁に導かれてここまで来ましたが、
一つ一つきちんと仕上げて、
ひとまずプレスクラブでの発表を一つの目標にできたらと思っています。
外国特派員協会(プレスクラブ)での展示については、
ある方のご提案から話が始まりました。
今回の代官山の会場にも、レセプションマネージャーがお越しくださり、
作品をご覧いただきとても興味を持っていただきました。
来年2月27日から始まる展示の際の
具体的なお話も伺うことができました。

30年前にカラコレスのロゴを作ってくださった先生ご夫妻にも、
久しぶりにお越しいただきました。
奥様とは、30年ほど前にイギリスのガーデンを巡る旅でご一緒しました。
30年前に作っていただいたロゴを、
今も使い続けていることを、とても喜んでくださいました。
今は美大の先生をしている、ロゴ制作のご主人から、
「想像以上の展示だった」
と言っていただけたことも、
とても嬉しい言葉でした。

そのほかにも、思いがけない言葉をいくつもいただきました。
銀座にも来てくださった方が、
今回も黒い作品の前で長く足を止めてくださいました。
「いつかお店の壁を全部これにしたい」
そう言っていただけたことは、
作品として見るだけではなく、
実際の空間に置いたらどうなるかを想像してくださっているのだと感じ、
とてもありがたいことでした。
また、これまで仏花でお世話になっていた業界の方にも、
今回初めて、仏花以外の空間装飾を見ていただきました。
ご覧いただいたあと、
静かで特別な祈りの空間には、こうした表現が合うのではないか、
というお話もいただきました。
まゆと和紙の花は、まだ新しい領域です。
どこへ広がっていくのか、
正直なところ、私にもまだ分かりません。
でも今回、いろいろな方の言葉を聞きながら、
最初から自分でふたを閉めてしまわない方がいいのだろうと思いました。

銀座から代官山へ。
そして、次はプレスクラブへ。
いただいたご縁を大切に、
まずはそこまで、きちんとたどり着きたいと思っています。
続きます。

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