絶対まだつかないですよね?
リラの僧院から出したクリスマスカード・・・
つかないかもしれない・・・
ついてほしい・・・
ついた人がいたら教えてください。
さて、リラの僧院の続きのお話。
翌日、帰りのシャトルバスは15時出発なので
たっぷり時間があります。
十分ある時間をつかって博物館の宝物品やイコンを見たり、
「ラファイルの十字架」と呼ばれる素晴らしい木彫をみたり。
どの宗教もそうですが、祭礼品というのは
その時代の手工芸品の極みではないかと思います。
う、う、美しい(笑)。
宝物館は撮影不可なの。
僧院の中や外に湧き出る清水を汲めるようになっていて、
その水が甘い。
(これは門の外の水汲みの場所。
その向こうにあるのは一軒しかないお土産屋さんで、
壁にはたくさんのイコンが。
ブルガリア、ルーマニアを通して、
お土産としてイコンはとてもおなじみのもの)
もう目をつむっていてもこの空間の中にいるのが体感できるくらい、
ここを満喫しました。
いったん門の外に出て、
友人と僧院の周りの渓流を散歩しました。
(リラの僧院の外壁。堅牢な要塞以外のなにものでもありませんね。)
渓流に沿って林立した木にびっしりと付いているコケがありました。
ウメノキゴケやサルオガセ。
空気がきれいな環境でないと育たないコケで
北欧のXmasディスプレイにもよく使われます。
教室でアレンジに使うシルバーモスの類です。
写真をたくさん撮って生徒さんたちに見せてあげようと、
張り切る私。
(ここまで来てコケでテンション上がる私)
(フィンランドモスとかも同じ仲間の、コケというか、「地衣類」。
むかしのサイトに地衣類のことを書いたはずが
探せないので、調べてくださいね。
リトマス試験紙の成分も彼らからできてるの♪)←超絶脱線(笑)。
旅をすると、自分にとっての大切なものが見えてきますね。
私にとって今大切なものは、花を扱う仕事と生徒さんたち、
スタッフや家族です。
原風景と相まって自己確認をするのが旅ですね。
さて、お料理の話も少し。
裏門のすぐ近くにレストランがあり、
ここでは鱒料理が有名というので頼んでみました。
これが炭火焼で絶品。
(この炭火の焦げ目の下にとっても柔らかな身が♪)
ブルガリア料理は、全般にとてもおいしくて
日本人の口に合うと思います。
味付けも濃くなく、
どんなメニューを頼んでもはずれがなかったです。
中でもこの魚料理はおいしかった♪
ブルガリアと言えばヨーグルト。
こちらもたくさんの種類があり、どれも美味。
(濃厚ヨーグルトにブルーベリーソース。
ヨーグルトはどこでも自家製では?
濃さも違うし味も違いましたが、それぞれにおいしかったです)
食事に関しては表現方法の乏しい私を許して。
つまり全部「おいしかったです!」(笑)。
(レストランのネコさん♪)
こうして、まずは無事たどり着けるかが不明。
泊まれるかが不明。
帰れるかが不明な「リラの僧院一泊の旅」を敢行しました。
私的には今回のブルガリア、ルーマニアの旅の
最大ミッションが完了したわけですが、
この2国の魅力は全くその限りではなく。
ここは単なる始まりでした。
この先リラの僧院に行きたい方は、
ソフィアからワンデイツアーがたくさん出ていますので
それでいかれることをお勧めします(笑)。
私はこだわりが強いので修道院に泊まる、を強行しましたが、
一緒に行った友人に「日帰りではだめなのね?」と確認されました。
ここだけは譲れない、今回の旅でした。
ではでは続きはまたあした♪