この暮れの押し迫った時に
のんきに旅行記♪
早く書いて、早く記憶をいったん空にしたい(笑)。
いずれにしても年明けまで続きますから、
のんびりお付き合いください。
こちらはクリスマスカード届きましたの画像。
歴代のレッスン作品の中に、なんてキュートな飾り方を♪
サンタグッズが可愛い♡♡
みなさまありがとうございます。
さてブルガリアの旅も最後の滞在地となりました。
ヴェリコ・タルノボ。
聞いたことないですよね、私もです。
オスマン帝国に滅ぼされる前の中世、
ここが第二次ブルガリア帝国(1185年~1396年)の首都だったとか。
そのあとオスマン帝国に500年の間征服されますが、
その間、ブルガリア人のアイデンティティを守ったのは、
「ブルガリア語とブルガリア正教と文化(ヨーグルト含む)」って言われてます。
これはブルガリアの地に立ってみると
ひしひしと伝わってきます。
言語と宗教とヨーグルト、どれも今生きていて
活性化されています。
東方正教会(ブルガリア正教)は言わずもがなですが、
ギリシャ語から始まったブルガリア語は、
キリル文字の発祥の地として、
ロシア語よりこっちの方が古い、プライドがあると思います。
首都ソフィアからバス移動で3時間だったかな?
昼のバスが満席で、ターミナルで読書しながら4時間待ち。
着いたのは夜で、現地に強い友人の地図検索頼りに
やっとホテルにつきました。
途中、親切な方が助けてくださり、
日本からと言ったら「ここは琴欧州の出身地です」と
教えてくれました。
そうでした!急にブルガリアが身近になりますよね。
こんなのも旅の楽しい思い出です。
ヴェリコ・タルノボは要塞の街ですので、
川の周りに丘が広がっています。
お天気が残念でした。でも絶景。
年内最後と思われる旅日記は、
このヴェリコ・タルノボのイチオシ教会から。
坂の町、こんな階段や坂道を登ったところに
ひっそりと地元の人が通う正教会がありました。
聖二コラ教会
ガイドブックにも載っていません。
正教会は内部が素晴らしいのですが、
今回ほとんど撮影不可で、
一番素敵な空間が何も伝わってないのが残念です。
屋内はシンプルな作りでも、壁の周りに聖人のフレスコ画がしっかり描かれ、
祭壇の前の質素なろうそく立てに
地元の人たちの息づかいを感じました。
目には焼き付いていますが、
伝える言葉がないのは残念ですね。
年明けはこのヴェリコ・タルノボをもう少しご案内して、
ルーマニアに入りますね。
そこはまた別の迫力があります。
今回帰ってきて、またすぐに同じ場所に行きたいと思った初めての国です♪