すでに2000個ほどのまゆを新潟県村上市の産地から買い付け、
そこから蚕のさなぎを出し(これがどうしてもだめなスタッフがいます(笑))
たしかにちょっとグロテスク。
でも「私これ食べてました!」という剛の者のスタッフも!
蚕を出したまゆを5.6枚にはいでゆきます。
その一枚一枚が花びらのもとに。
気が遠くなるような作業です。
きっとスタッフたちも自宅で
それぞれ気が遠くなっているに違いありません(;^_^A。
ここから生まれるまゆの花が納品されるのは
年末にリニューアルして生まれ変わる「上諏訪しんゆホテル」さんの
レストラン。
上諏訪にとって、シルクの持つ意味は
もう語る余地もないくらい。
そこに立つホテルに飾るのに
これ以上のふさわしい素材はないでしょう。
幽玄な水墨画とアールデコの統合という
ハイクラスなデザインコンセプトにどこまで対応できるのか。
実際には2月くらいまで花装飾は続きますから、
今年に限り年末年始はないにも等しいカラコレスです。
このまゆの花が織りなす幽玄の世界を
早く皆さんにもご覧にいれたいです。