初心者でも安心 プリザーブドフラワースクール カラコレス 長野教室

　10月より新料金の新しいカラコレスがスタートします。
ベーシックはじめ様々な国内外のレッスン花材もアップグレードいたします。
北欧スタイルをベースにしたよりカラコレスらしいオリジナルスタイルをご提案できるようになりました。今後とも新しい価値を作り出し、皆様のご期待に添えます様一層の努力をして参ります。今回の主旨をご理解いただけました事、心より感謝申し上げます。

　デンマークに滞在している間セントラルシティのストロイエに4～5回足を運びました。
　ストロイエは1962年に作られた世界初の歩行者天国で、両側には様々なショップが並びます。おなじみのロイヤルコペンハーゲンやイルムス・ボリフスもこの通りにあります。
　さすがにストロイエはすごい人！この日は小雨まじりのかなり寒い日でセーター、マフラーにコートという人も珍しくありません。こんなお天気でもここはやはりコペンハーゲンの観光のメッカであるのです。クリスマスに焼き栗を売っていた場所に同じ屋台を発見。注文…しかけたところが中身は”砂糖がけのピーナッツ”。冬にしか出会えない風物詩もありますものね。

　コンゲンスニュ広場に向かって建つマガジンデパートはコペンハーゲン最大のデパートです。ストロイエをはさんでもう一つ庶民派のデパート、イルムとこの2つしかデパートといえるものがありません。マガジンの地下の食品売場。バゲットにいろいろはさんだサンドウィッチを売っています。この日はサーモンにしました。やはりパンがとても美味しいのです。歯ごたえがあって噛めば噛むほど味があります。
　気がつくとお隣のテーブルには日本人のお客様が二人。今まだ真冬の滞在ではあまりありませんでしたが、今回は日本からの観光客をよく目にします。さすが観光シーズンですね。
　でもそれもコペンハーゲン中心街のみで私たちの暮らしたエスタブローまでくるとほとんど見かけることはありません。

　ショーケースに素敵に並んだチョコレートを買おうと、レジが空くのを待っていましたが一向に順番がきません。見ると皆近くの機械から番号札を取って自分の番がくるのを待っています。すでに10人位居り、接客は一人。とても無理とあきらめました。
　デンマークに最初に来た頃はどこも皆こんな風で、この段取りの悪さは一体どういう事だろうとさすがののんびり屋の私もイライラしました。ひとり一人のお客様をゆっくり、ゆっくり接客して他を待たせて…。私が店長さんなら場合によってはもう一人スタッフをお願いし、レジの配置を替えてラッピングは各サイズあらかじめ分けて置いて…と指示するのではないかと。
　忙しくても時間になればランチに行ってしまう人もいるし…。

　そこまでしても欲しい人が並んで買えばよいのかな、と最近では思うようになりました。忙しければ今日は止めておくとか。売る方も買う方も足るを知っている大人なのかなと。
　このスタイルが崩れてしまうとヨーロッパらしいエレガントさは無くなってしまうのかもしれません。美味しいチョコレートを食べたいがためにのんびり並ぶ…なんとも絵になりますもの。
　こんな場面にいくつか、出会うたび、まだまだ急いでいる自分に気がつくのです。