




2003年4月11日 [デンマークのこと]
デンマーク便り3
あこがれの2人のアーティストに会いました
私がカレコレスのスタイルを模索する中で大きなエネルギー源となったデンマークのアーティストがいます。雑誌でその作品を見た時は衝撃的でした。神秘的でありながら、自然の中でも違和感のない不思議な魅力にあふれた作品でした。彼の名前は”ライフ・シガースン”です。コペンハーゲンにご自分のショップを持っていますので、前回も訪ねたのですが、今回もシガースンに会い、また、シガースンの師匠である有名な”テ・アンデルセン”の個展を見て当人にも会うことが出来ました。今回はこの2人のアーティストについてのご報告です。
前回うかがったことを覚えていてくれたことは嬉しかったです。
時期が時期でしたので、イースターのリボンがたくさん置いてあったのが印象的でした。気さくで温かい人柄で、淡々と自分の作品世界を開拓していくような雰囲気がアーティストとして魅力的な人です。
作品はどれもノスタルジアと優しさを感じさせます。前回のカラコレスパーティーでお見せした、崩れ行く様が美しいアンティークの陶器のバラ、ペーパーにワックスを塗った素材の、さめたサーモンピンクのバラはいずれもシガースンのショップから買ってきたものです。付近に彼がディスプレイを担当した菓子店があるとのことで、案内していただきました。カラコレスがスクールのツアーを実施する時にはアートスタンスをレクチャーしてくれないかと打診したところ、快諾していただきました。
アンデルセンの退廃の創造力
私の尊敬するシガースンの師匠にあたるのがアンデルセンです。アンデルセンを知ったのは、シガースンのお店を探す過程ででした。彼の店にも行くようにと地元の人たちからアドバイスされたのです。一目で気に入ったことは言うまでもありません。
今回は国立美術館で開催されていた彼の「対話」と題する展示会に行きました。シガースンは優しさを感じさせますが、アンデルセンはもっと強烈な個性を感じさせます。退廃の美、そして破滅が生む創造のパワーにあふれています。
展示会の後、彼の店に寄ったところ、偶然ご本人がいました。握手していただきました!
作品から勇気づけられるのは、芸術作品であることと、結婚式やパーティーなど、生活シーンを飾ることが見事に両立していることです。ここで詳細をお伝えすることは出来ませんが、2人の作品集、人となりに関する本が本部教室にあります。カラコレスが目指すものが何かを感じていただけると思います。
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