




中2の長男の学校では1年から2年に上がる時にクラス編成があり
担任も変わる。
本日、新しい担任の先生になって初めての家庭訪問。
技術が専門の男の先生で、
昨年の理科の先生から理系続きで理科好きの長男にはきっと幸い。
ひととおり学校の話をして10分ほど、
これでもう話すこともないかなと思った頃
「今何を読んでるの?」と先生が長男に質問。
「アリの話です」とぶっきらぼうな長男。
「ああ、アリの話か、あれこの間まで先生が読んでた本だよ」
このアリの話には思い当たることがある。
先日長男が「アリの7割は働かないんだ。
で、のこりの3割をとってしまうとまたそこから7割の働かないアリが出てくるんだ」と
家で話した。
で、「働くのが7割なんじゃないの?そうだと思ってた。
だってそんなに遊んでたら大変じゃない!」というと、
にやにやしながら「いや、働かないのが7割だよ」と。
で、図らずも本日先生が同じ話をし出したので、
「先生、働きアリが3割ってほんとですか?」と
何で家庭訪問でこんなこと聞いてる母なのかわからないが聞いてみた。
「働かないのじゃなくて室内で卵の管理とか別の仕事があるんですよ。
しかも外に出ていくアリは年長者で種の保存から言ったらリスク管理なんですよね」
なるほど。
ただ遊んでるわけじゃないのね、っていうかそっちも大変だわ。
家事育児でしょ、それって。
ひとしきりアリの話で盛り上がって先生は帰って行かれた。
そのあと長男が
「効率重視で考えるとみんな同じに働いた方がいいんだけど、
そうすると一斉に疲れて仕事が出来なくなっちゃうんだ。
でも卵の管理とか女王アリの世話とかは休めないから
普段は遊んで待機しているアリがそれに代わるんだ。」と。
なるほど面白い!
で、なんだっけ?そうそう家庭訪問だったんだわ。
一つお勉強になりました♪