




2012年10月10日 [仕事のひとこま]
主役ばかりじゃ成り立たないわ
キャリアの長い生徒さんと話していて、
「先生、これだけ長くドライをやっているのに
生花だとうまくアレンジできないんですよ。
結婚式とかイベントとか終わった後に
『好きな花をお持ちください』っていわれて
うれしくなってたくさんいただいてきて、
家で活けてみるとあれ?って感じ。」
それはやっぱり生花だとお水も上げないといけないし
いろいろ制約があるからドライとは違う所もあるとは思うけれど、
バランス感覚の優れた彼女がそれほど苦労するとは思えない。
私「メインになる素材を選んで、
あとは副素材のラインや面になるものを整えれば同じじゃない?
小花やリーフや・・・。いつもやってることでしょ。」
「あっわかった。私目立つお花ばっかり選んでもらってくるからだわ!」と彼女。
成るほど、主役ばっかりだとどうしてよいかわからなくなるかもね。
適材適所だから、あえて引き立て役も選ばないと。
脇役のセレクトは主役の何倍ものエネルギーが必要。
主役は点だけれど、脇役が入った途端もう一つの点が打たれて
そのアレンジの方向性というラインが定まるから。
明日はまた東京で買付け。
主役も脇役も超一流どころをバランスよく選んでくるから安心してね(笑)。
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