




2013年2月11日 [仕事のひとこま]
欠けたりんごに目が行ってしまうので・・・
リースベースにリボンをまいている時に
生徒さんから「ここ少しずつ隙間をあけながら巻いたほうが良いですか」という
質問をいただきました。
そこは主役にはしたくない場所で、
出来れば脇役として存在感はたもちつつも
出過ぎた存在にならないようにしないといけない微妙な空間。
完璧なりんごと欠けたリンゴのお話をして
つい、私たちの目が変化のあるほうを追ってしまうとご説明しました。
つまりきっちりリボンを隙間なくベースに巻くことで、
色は主張しながらも変化を出さずにすみます。
完璧なリンゴのほうを選んでいただき、
あえて視線を止めないように配慮しました。
その上で豪華な漆黒のプリザーブドのブーケを
ベースにセットすると・・・黒いバラが主役に躍り出ました。
完璧でなおかつそこに魅力も出せると言うのは至難の業。
だったらいっそのこと、完璧さを脇役に使うというのも一つの手・・・なんですよね。
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