




2013年12月 3日 [その他のつれづれ]
戸隠でまた瓦
わたくし、その瓦に惚れているのであります(笑)。
天平の時代の楔形唐草の屋根瓦。
国分寺の軒の平瓦には「均整唐草文(きんせいからくさもん)」という
二重のラインの唐草模様がたいてい描かれているようですが、
こちらのは「楔形唐草(くさびがたからくさ)」。
シルクロードを彷彿とさせる楔形文字と
やさしいラインの唐草模様。
今日、その瓦に二度目の対面で、しっかり唐草のラインを目に焼き付けてきた。
天平時代に日本各地に建立された国分寺の瓦の模様と
唐草部分は同じ。
楔形があるかないかの違い。
「カラコレス」という屋号をきめるとき、
それより最初に上げた候補は「アラベスク」だった・・・。
イメージが限定されそうでつかわなかったけれど、
いつも幾何学的な連続模様に心揺さぶられるのであります。
今日も友人を連れて訪れて、庵の和尚様にいろいろお話を聞いていても
最後は唐草模様を思って充足感。
仏間の正面の廊下の窓を全面使っても足りないくらいに、
眼下に戸隠の風景が広がる。
鉄塔一つない山の重なりや棚田の風景と
楔形唐草の文様がもうぴったんこのイメージで。
しかもこういう貴重な代物を博物館のガラス越しにではなくて
目の前で、触れようと思えば触れられる距離で飽きるほど見ることのできる贅沢。
一次情報に勝るものなしと幸せいっぱいの私。
和尚様のありがたいお話をお聴きかせ頂くためにお邪魔したのに、
やっぱり瓦一枚ににノックアウトされてる。
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