




2016年7月17日 [仕事のひとこま]
整理は誰のために?
最近、新たな課題があってお寺さんのサイトを
ずっとみています。
日本にはたくさんお寺があって、
こんな大きなお寺が専門のサイトを持っていないのという驚きや、
規模に関係なく、充実していて見ごたえのあるお寺もあります。
お寺でなくてもなんでも一緒ですが、そのあたりは。
沿革や年間行事や国宝やテーマごとに細かく分離され整理整頓されていて、
その一つ一つの引き出しには興味深い情報がたくさん入っているに違いありません。
それなのにそういう整理整頓されたサイトをを見るのが面倒だな~と感じるって、
どういうことなのかなと。
カラコレスのスクールサイトもそうなので、
情報提供をする方としての気持はよくわかるし、
今までそのような視点でしか見てきませんでした。
ただ、最初良くわからなくて入ってくるお客様にとっては
理路整然と整理され、その後ろにぎっしり情報が詰まっていそうな状況を前に
意気消沈してしまう心配はないのかな。
なんというか、手におえない、圧倒されるような感じ。敗北感にも似た。
私がそうだったので。
整理は自分のためのもので、してあげるものではないんだなと実感。
整理された途端に情報が色あせる気がする。
あえて混沌を提供するというのは、
自主的に興味を持ってもらうためには必要なのかもと思いました。
ガラクタの中から宝物を見つけるイメージ(たとえ悪いかな)
そんなことが出来るかどうかわからないし、
次につくるものもきっと整理して提供してしまうとは思いますが。
いつの日か「極上の混沌を提供する」という、
高等テクニックが使えるようになったらいいなとは思います。
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