




2016年10月25日 [仕事のひとこま]
終活、断捨離で好奇心まで捨てる?
昨日から長野駅ビルMIDORIの3階りんごの広場で
カラコレスの研究生のグループ展を開催中です。
比較的年配の方が訪れるこの会場についていて、
何ともさみしい気分になることがたびたびありました。
70代、80代の方々が、
「素敵ですね、こういうの好きですね、昔はいろいろな手芸をやってきたんですよ」のあと、
「でももう整理しないととおもって。作ったものも処分しているんですよ」とか、
「やりたいけど、この年からまたいろいろ散らかしてもいけないと思って。」とか。
本当に残念そうに、「やらない理由」を話されるとき。
世は終活、断捨離ブームで、身の回りをシンプルにしないといけない。
余計なものを次世代まで残したら迷惑だと。
インテリア本のコーナーなども「飾るノウハウ」よりも「捨てるノウハウ」の類の方が
圧倒的多数を占めます。
一理あるけれど、そこで捨てるのは「好奇心」まで?
私はまだその年齢ではないのでまったく想像できないところもありますし、
私の周りのその年齢の人達もチャレンジャーが多いので、
今まで気にしたことがなかったのですが、
一日の中で何度もそのような会話をしていて、
それが今の風潮なのかもと感じました。
好奇心まで捨てないでほしい。
私がこの先生きていくのに、一番捨てたくないものがそれだから。
好奇心を持つことに罪悪感を持つ必要なんて
ないでしょう?
いつだって、何才からだって新しいことをはじめられるし、
本当にそれをやったら咎めるどころかあっぱれと思います。
私にそんな悲観的なことを言っていたおばあさま方も
開き直って、ガンガン好きなことをやってほしいと思います。
応援というのは表現が変ですが、でも応援しています。
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