




2017年3月 5日 [その他のつれづれ]
天仙、地仙、そして・・・水仙
毎月記事を掲載している宗教工芸新聞、3月号の
アートのお供えの花は水仙です。
水仙の学名はナルキッソスでナルシストの語源であることは有名ですし、
水辺に映った自分に恋こがれて死んでしまった少年の生まれ変わりが
水仙の花というギリシャ神話も有名ですが、
「水仙」という和名の語源も実はとても素敵なんです。
中国古典の「在人谓之人仙,在天曰天仙,在地曰地仙,在水曰水仙...」
(仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙...)からと言われています。
何と魅惑的な名前でしょう。水の仙人って。
凛とした林の中の湖で
水面に何一つ動くものもなく
水辺で咲いている水仙は、ギリシャ神話の神様よりも
髭の長い仙人の方が似合っている気分になりました。
絵に描くなら南画風な墨絵でしょうか。
水仙のイメージが変わりますね。
カラコレスグループサイト >> 長野 プリザーブドフラワー 教室 | プリザーブドフラワー ウエディング ブーケ