




2019年1月29日 [仕事のひとこま]
こんな出会いもある 蓼科倶楽部 幸田文スイートでみつけた一冊
蓼科親湯温泉さんには10室のスイートがあります。
いずれもこの宿に泊まり縁のあった文豪たちの名前がついています。
今回私が制作現場を兼ねて滞在したのが「幸田文」の部屋。
幸田文は言わずと知れた幸田露伴の娘。
ですが、私も今まで幸田文の作品は一冊くらいしか読んだことがなく、
お部屋にずらりと並んだ興味深いタイトルの中からふと手に取ったのが
こちらの文庫。
しっとりとした文章の中に複雑な人間観察の的確さが見えて、
思わず引き込まれます。
けれど、仕事で滞在しているときはテンションが高くなっていて、
そういう時に呼んでしまったらもったいなくも感じました。
もちろん長野に帰ってすぐ購入。
やるせなさにジーンとしているわけです。
本との出会いは素敵だなと思います。
人生を深く豊かにしてくれると、
この年になって実に実に思います。
この宿の魅力は、今いるその瞬間には収まり切れないそんな魅力です。
どの部屋もシノワズリのこんなアレンジがされています。
お部屋全体も素敵ですが、とにかく汚してはいけないので
スイートにブルーシートを敷いて、紙粘土とワイヤーにまみえるという暴挙に出ました。
美しいシーンはまた改めてお届けしますね(笑)。
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