何か事あるごとに開放してきた我が家の和室。
一昨年の上諏訪しんゆホテルのエントランスに飾る
しだれ桜のシミュレーションでは、
天井近くに渡したポールから10個のも
桜の塊りを下げて実験。
また研究生の個展の際のメイン作品でも、
必ずこの和室を使用。
ある程度の広さがないと、
シミュレーションが難しい。
今年の南澤静子さんの個展会場、
北野カルチュラルセンターの
入口の最大ボードが幅5.5mほど。
これ、ほぼ上諏訪しんゆホテルの
エントランスの巨大な桜の横幅と一緒です。
そのサイズ感を把握するために和室はとても具合が良い。
横幅が2間の部屋と廊下を足して2.5間。
あと1mほど足すイメージで5.5m。
こうやってサイズ感を体感しておくだけでも
本番にあたふたしない。
今日は持参していただいた帯を並べて、
そこに花を載せイメージづくり。
帯も、ご自身の成人式の時のものや、
お姑さんが良く結んでいたもの、
ご主人の大切なイベントの時にあつらえた帯などなど。
「母たちもびっくりしていると思います。
こんな形で日の目を見るとは」と。
もう物語が満載で語りつくせません。
皆様8月29日から始まる個展をお楽しみに。
南澤静子さんの人生が詰まっております!!