
アンティークマーケット(滞在日記から)

古いものを大切にするお国柄、週末になるとあちこちの広場でアンティークマーケットが開かれます。
半端なものばかりで構成されたこの古びた商品たちが、以外にも見ていて楽しいのです。
ノアポートのアンティークマーケットに出かけてみました。
曇り空でお天気がもつかどうか心配な中、数十店舗がテーブルを並べています。
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整然とは程遠いたくさんの売り物たち。
膨大で不ぞろいの分かりにくい商品の中から自分が欲しいものを手にするには、しっかり見定めて価格交渉もしなければいけません。
日頃企画商品をプライスカードを見て何の疑いもなく買っている身としては、突然修行の場につれてこられたみたいです。

でも旅人の身軽さと好奇心で「これ何につかうんだろー」とばかりにのぞいてみます。だってそれくらい不思議なものがあふれているんです。
ビンのふただけとか、壊れた陶器とか、刺しゅうが未完成のテーブルクロスとか・・・
何でも売っちゃおうというその心意気がとっても楽しい!

もちろん普通に使えるものもあります。コペンハーゲンの主婦達は素敵なキャンドルスタンドなどをこんなところで調達するのでしょうか・・・皆熱心に見ていました。
お店の人との交渉や普通のお店にはないのんびりした雰囲気もお客さんをひきつけるのかもしれません。
私はおばあさんと交渉して白いレースの縁取りのついたミニクロスやレースのリボンをいくつか、少しおまけしてもらいました。