2021年1月10日 [仕事のひとこま]
色見本は紙や番号だけにあらず(2014.0601坂本メッセージ)
【この記事は2014年のものです。】
「えっこれが見本ですか?」
私が差し出した色見本にのけぞっていたのは
パンフレット印刷会社の担当者。
手渡したのは猫じゃらしに似たラグラスという植物で、
ぽわぽわした柔らかい毛先が薄紫色に染まっているもの。
こんな素敵な色をどうやったって色見本帳で
見つけることができなかったから。
沈黙の後「こういう色見本、初めてです・・・。」と言いながら
ていねいに台紙に貼り付けてくださった。
もうずいぶん前のお話。
昨年のサロン・デュ・ショコラのディスプレイでも、
パリでブースの壁面塗装を担当してくださる業者さんに
最初に送った色見本は、柔らかい薄緑の綿布の切れ端10センチ角。
その後、ブースの色調のすべてにかかわる基本の配色は
この布の切れ端が土台になった。
フェア前日、準備で会場につくと、
そこには布の色と寸分たがわぬイメージ通りのグリーンが完璧に塗られていて、
日本とパリという距離など「布の色見本」はいとも簡単につないでくれた。
もちろんそれを補佐する色番号はあったけれど、
でも布を送った相手が、「色のプロ」パリで仕事する画家さんだったことも
外せない。
大真面目に私からのソフトのメッセージを受け取ってくれたのだ。
効率は悪いけれど、ソフトとソフトを手渡しするような仕事は
共感する人をつなぐ。
ラグラスや布の切れ端の色見本が持つ情報量の多さは、番号に比べたら圧倒的。
ただしそこに共通言語がないことが問題で
そういうことを言っていると、やっぱり伝わる人には伝わって、
伝わらない人には伝わらない。
【こちらは2014年の記事です。
ただいまサイトの整理中で、漏れてる記事を再アップしてます(;^_^A
よろしかったらお読みください(^o^)】
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