





日々感じることや暮らしのこと、北欧・デンマークでの素材探しの旅やアーティストショップ巡り、さらにデザインのひらめきなど、カラコレスの舞台裏をご紹介します。

見本市にプリザーブドフラワーのメーカーが集まって
出展していたので出かけてみた。
少し前では考えられないくらい、いろいろなメーカーが
プリザーブドフラワーを加工している。
その分、質に良し悪しも生まれる。
カラコレスでは当初から、プリザーブドフラワーでは一流の
メーカーのものを厳選して使っている。
と言うのも、現在では最大のプリザーブドの問屋さんに成長した
ある会社の社長さんに「こんな素材があるんだけど」と相談され、
「ウェディングブーケにしたらどうでしょう」と提案したのが10年ほど前。
当時ギフトショーで最初に出品したラウンドとキャスケードの2つのブーケは、
「どうアレンジしたらよいかわからないから」と社長に頼まれて、
私が作って送ったもの。
それ以来の長い仕入れのお付き合いがある。
またその中で、プリザーブドフラワーの移り変わりを見てきた。
誰でも簡単に、工作気分でアレンジできるプリザーブドフラワーだが、
その分差別化がむずかしい。
教室として残っていくにはオリジナリティのあるデザイン力と、
高価なプリザーブドの、色数豊富な在庫を常に揃えていられるかが大切になる。
カラコレスではプリザーブドが登場するよりかなり前から
ドライアートのデザインスクールとして経験をつんでいたことと、
ある程度の生徒数で常に材料が循環していることが好環境となった。
加えて常に数百巻の輸入リボンを用意してレッスンに臨んでいる。
どれも、始めたばかりのお教室が整えようとすれば大変なことばかりだと思う。
これら好条件を背景に、生徒さんには自宅教室を始めてもらうことが出来る。
まったくのバックアップがなければ、私がたどってきた十数年の試行錯誤を
一から始めなければならない。
来年は、そのような人たちを本腰を入れて応援する予定。
長女16才「世の中わがままに生きている人のほうが得よね~
うちではママがいちばんわがままだもんね。
ママのしたいようになって行くじゃない?」
私「だったらあなたも好きなようにしたらいいじゃない?」
長女「それがねえ、やろうと思うと意外と難しいの、わがままになるって。
つい相手のこと考えちゃうの。」 ・・・すみませんこと、何も考えてなくて!
部屋に炬燵を置かなくなって久しい。
多分、夫と結婚した20年前からだと思う。
夫の実家の北海道では部屋全体を温めるのでそのような習慣がないのか、
いつも動き回っている義母に炬燵に入っている暇がないのか、
とにかく夫は炬燵で暖を取る習慣がない。
で、いつの間にか私の実家もそれに習って炬燵の撤去になった。
先日突然12月並の寒波がやってきたとき
10才の長男が和室の居間の長テーブルに毛布を掛けて
「こうするとおこたつになるよ」とさも発見したみたいに言う。
お友達のおうちで見てきたのかな。
出してあるヒーターだけでは不満だったようす。
小さいころ「おこたつの周りを走っちゃいけません」なんてしかられたことを
思い出した。
祖父母の家は掘りごたつで、我が家は豆炭ごたつだったと思う。
和室のよさは、何とでもなる空間の機能性だと思うから、
お炬燵置いちゃうとなあ・・・。
でも今ちょっとだけ心が動いています。
あの暖かさ思い出しちゃった。
う~ん、買っちゃうかも知れない!