





日々感じることや暮らしのこと、北欧・デンマークでの素材探しの旅やアーティストショップ巡り、さらにデザインのひらめきなど、カラコレスの舞台裏をご紹介します。

私のミスで仕事に大きな番狂わせが起こる。
一番最初の小さな小さな部分を
私が思い込みで処理したからだ。
日ごろ「しっかり確認して!」と大騒ぎしているけれど、
もしかしたら確認以前にミスは起きているのかも。
今回のような「思い込み」だ・・・。
思い込みは当人には確認のしようがない。
第三者の手と目を借りないと。
明日からしばらく対応に追われるスタッフにお詫び、
&「新しい確認の形」が必要と気づいたことに感謝。
気がゆるんでる・・・。
映像の講習会を3日間受けてきた。
技術についてはそうそういきなりステップアップするものでは
ないだろうから、長い目でみてやっていくつもり。
ところが本日ニュース映像を見ていてびっくり。
ぼーっとみていただけなのに
視聴者ではなくカメラマンの視点になっている自分がいた。
ふむふむ右端のフィックス画が何秒か続いてそのまま左へパンをし、
そこでも数秒のフィックス画。
画面中央へゆっくりとズーム、これは最初と最後の止める場所を
あらかじめ決めているのよね!
迷走気味の編集作業も講義中にしておいたおかげで
ニュースの編集にまで視線が行く。
青空を画面いっぱいに映し出し「○○では梅雨明け」の
ナレーションが入る。
そのままカメラは真下の噴水までパン、
そこで水遊びする子供で静止画。
場所を変えて数カット撮ったと思われる静止画を何度も使い
パズルのように映像を組み合わせている。
けれど編集の視点で見ると、同じ画像がそれぞれ3回くらい
微妙に変えて画面に載ってきているのがわかる。
最後はビルの乱立する交差点を映し、
カメラはそのまま上に上がって青空を静止画で。
これは最初の噴水の場面の逆バージョンなんだわ!
あまりにはっきりわかったので、
次のニュースでは意識して視聴者側に回ろうとしたけれどダメ。
どうしてもカメラマンの目線で見てしまう。
「ああ、知るってこういうことなんだなあ」と実感した瞬間・・・。
会社勤めをしていたときも、
6月が一番苦手だったなあ・・・。
あと2日。
6月生まれの人、ごめんなさい。
半日屋外で撮影をしていた。
日焼け止めを付けたのに、まっくろ!
これなおるかなあ・・・
極めて忍耐強く優しい先生のもと、
映像についての指導を基礎から受ける。
それにしても驚いたのは、
「映像って○○画のことだとばかり思っていたけれど、
実は○○で撮る画像の方が大事だった」という事実。
もったいないので○○は言わないのだ!
さまざまな場面をよりわかりやすく
お伝えできるようにがんばります。
イベントのパンフレット類を取っておくことが出来ずに
少し集まるといつも整理してしまっていた。
熱しやすくてさめやすいから。
ところが、20年前に観たあれってどんなシチュエーションだったっけ?
最近そんなことが重なって、
いつになく後悔したりしている。
手元に何も残っていないので、あるのは記憶だけ。
先のことにしか興味のなかった私が、
先のことと同じ重さで
「過去のこと」に興味が行く日が来るなんてね。
長女の高校の文化祭に行く。
昨年に引き続きクラスごとにさまざまなテーマの催し。
高校生パワーを存分に発揮している。
それにしても、
こういった企画とか演出とか編集とか、
およそ大人になっても必要となる技術って
もっと小さなときから鍛えられてもいいんじゃないかと思う。
「教え込む」や「習ったものを発表する」とは違う形で。
「自由な枠組み」の中で思い切りアイディアを練り、
発表する場には「ほんの少しのフォーマルさ」
数人だけでも仲間や先生以外の観客がいるといいかも。
自分がこの手のこの技術が不足しているのを
痛感したのは仕事を始めてからで、
もっと早くから慣れておけばよかったと思ったもので。
長女16才「私、究極の楽天的な人生と
究極の悲観的な人生の2つをいつも考えるの」
私「それってどんなの?」
長女「究極の楽天的がスタイリストのお仕事をして、
それがすごくうまくいく人生」
私「悲観的なほうは?」
長女「何もかもダメでやけ食いですごく太って暗い人生」
私「それ、きっとどっちも来るね。」
長女「え~悪いほうは来ちゃヤダ~」
私「いい事ばっかりもないし悪い事ばっかりもないし。
ごちゃ混ぜなんだよね。
すごく長い目で見ると半分ずつはいってるんじゃないかなあ。
それに悪いときって、反省するには意外と良いときだしね」
長女「・・・」
次回のプリスイーツのテーマは「マカロン」
ここのところ毎日、まあるいお菓子マカロンのことばかり考えていたのに
今日、樋口先生と打ち合わせの祭、
なぜか口から出たのが
「そこのホカロンまだ片付けないでね」
えっホカロン?
しかし樋口先生はなれているのだ。
「了解です。カラコレスオリジナル・マカロンは
四角くて、商品名は『ホカロン』ですね!」
こらこら・・・。
レッスン室の床が2重になっていてつまづく。
これは友人のフラメンコダンサーの置き土産なのだ。
レッスン室の半分をステージにして衝立だけセット、
暗くして照明もはずしてスポットライトのみ・・・。
もう半部のスペースに椅子を入れ、
ほんの10人くらい観客が入れるにわかタブラオに変身。
長身で美人の彼女が回転するたび、
スカートが観客席までとどく近さの贅沢なショー。
あとはギターが本物だったら最高なんだけど・・・。
彼女は長女の子育て中に出会った友人で、
私もカラコレスを始めたばかりの頃、
お互いに仕事と家庭と子育てでバタバタしていた頃のはなし。
二人とも何の実績もなく、
ただただこの先やりたい事のプランだけが山積みで。
大学で法律を学び法務関係の仕事をしていた彼女は
「人の作った法律の中で生きていたくないから」と
フラメンコダンサーに転身。
ずいぶん迷った末、単身でスペインに行き、
先生に付いたりもしていた。
今はシンガポールで家族と暮らし、
そこで本格的にフラメンコを続けているはず。
日本に戻ってきたときに、
もう一度ここで踊るかもしれない彼女のために
床はそのままになっているの・・・。
そのときが来ても、来なくてもいいから。
メガネをどこかに置き忘れる。
携帯と違って呼び出し音で返事してもくれない。
・・・困った。