





日々感じることや暮らしのこと、北欧・デンマークでの素材探しの旅やアーティストショップ巡り、さらにデザインのひらめきなど、カラコレスの舞台裏をご紹介します。

右手親指の先をかなりしっかり火傷したのが先週。
(もちろん業務上。でも涼しい顔でレッスンなのだ~♪)
治り始めてきたらしっかり皮膚が厚くなってきて、
指先の感覚がない。
懐かしい感覚。
20年前にお筝を弾いていたころの指に戻ってる。
正確には右手ではなくて左手だけど。
右手には爪をつけるので、
たこが出来るのは弦を押さえる左の指。
私の指は関節が柔らかくて
外側にくたっと指が曲がってしまい
そのような人は指にまっすぐ力が入らないから苦労するのだ。
こうやって修行したり傷ついたりしながら
強くなるのね・・・って指の話。
本体はなかなかいつまでたっても強くならないのだ・・・
明日から始まるバタバタにむけて
ただいまいろいろ実験中。。。
タイ料理のレストランをしている友人から
「ギターとタイ料理を楽しむ会」のご案内が来た。
ここのところ周りにギターを弾く人あり、
フラメンコギター好き、
弦楽器なら弾くよりはじくお筝やギターが好き・・・と言うことで
ギターについては何も知らないが、
楽しそうなので、すぐに返事をもらえそうでその日に動けそうな
生徒さん2人をお誘いして参加することにした。
驚いたのはそんなことを本当に企画するような友人ではないのだ。
どうしたんだ・・・。
しかも普段そうでない彼女が企画していることが
とてもしっくり来る内容。
彼女は彼女で、私がお客様を連れて参加することに
すごく驚いた模様。
私のことを相当な引きこもりだと思っているので・・・
いえ、現にそうだし、そういってきたし。
彼女曰く「やはり人生バランスじゃないですか。
今までやってこなかったことをこれからやるということでしょう。」
まったく新しいことと言うより、
過去にちょっと実験していることで、追及していないことに
もう一度挑戦・・・みたいな感じかも。
それはこちら
http://www.sharaku-net.com/cn21/pg382.html
長野市の昭和の記念的な建造物である「長野市民会館」。
半世紀のときを経て、この3月で閉館が決まっています。
その市民会館を会場に「笑顔の写真展」が開催されます。
昨年の11月あたりから3回ほど会館で、
一般市民(特に会館と同じ年齢50歳以上の方)を対象に撮影が行われました。
参加者100名以上と言う大掛かりな撮影会です。
そしてこの企画を立ち上げ撮影一切を取り仕切っているのが
初回講師の写真家、和田庄平さんです。
会場が笑顔の写真でいっぱいになる素敵な企画です。
1月17日の信濃毎日新聞で、
その様子を一面にわたり紹介されました。
「今元気にしている100歳くらいのお年寄りを撮りたいんだよな」という
和田さんのご要望にお答えして受講生のおばあちゃんをご紹介したりもしました。
ちょうどその前日「おばあちゃんが白寿(99歳)だからコサージュを作ってあげるの。」と
生徒さんがおっしゃっていたのを思い出したのです。
何といまでも脚立に乗ってりんごを収穫しているお元気なおばあちゃんなのです!
「家族みんなでプロの写真家さんに撮影してもらって、
すごい良い記念になりました。」と。
見せていただいたりんご畑での家族写真は、
温かくてじんわりとやさしさが伝わる素敵な写真でした。
写真展示は3月4日~18日
和田さんの人柄が伝わるような笑顔満載の企画点です。
会場は長野市緑町の長野市民会館にて。
ぜひ足を運んでくださいね。
実はこのカメラ講座、必要に迫られて
写真撮影が上手になれたらいいなあという
私自身の希望をかなえる初心者向け講座だったのです。
ところが主催している私は
講座中はタイムスケジュールの管理や
受講生の皆様のお世話に気を取られ
いつまでたっても写真は下手なまま(涙)
昨日も周りでは素敵な写真が続々撮影されていました。
Facebookへの投稿も何人か
してくださいましたのでぜひ見てくださいね。
カラコレスのカメラ講座がほかと同じではいけないわ、と
レイアウトに使う備品たちも気合を入れて
ご用意させていただきました。
和紙やテーブルクロスやランチョンマット、
アンティークレースといった背景に使う布物だけでも
50種類以上。
ほかにも色合いの違うプリザーブドフラワーやリボンも各色、
お花のアレンジやアクセサリーやフレームや花瓶やベースたち。
フェイクスイーツもロールケーキやタルトやマカロンや
アイスクリーム、モンブランにジェリービーンズに・・・。
数でいったら100は軽く越える小物の中から
セレクトして、皆様オリジナルの空間作りを
楽しんでくださいました。
来週はライティングにしぼり、レフ板を製作して
実際の撮影に使った後、お持ち帰りいただきます。
講座で使ったものを家でもつかって撮影できると
効果が実感できますね。
今回カラコレスのカメラ講座にお申し込みしそびれた方は
また夏の講座へぜひ!
タイトルも「クラフト好きのためのおしゃれでかわいいカメラ講座」にあらため、
講師も大御所の写真家和田さんから引き継いだ若手カメラマン3人の
テーマごとの連携プレーになります。
本日1回目は「構図とアングル」
来週は「ライティングの基本」
再来週は「応用と実践」
打ち合わせを重ねる中で、
いずれのカメラマンさんもまじめで誠実だなあと
感じました。
そのつどできる限り良いものにするつもりですが、
そういった意気込みとは別に、
少しずつお客様のご希望を入れて修整し
息の長い講座になるのでは、という予感がしています。
どんなハプニングも失敗も、その次に良きほうへ修整を加えれば、
「起こってくれてありがとう」となりますから。
もちろん予定通りにいってくれればそれもうれしい・・・。
ないでしょうけどね、「予定通り」。
絶対に起こるんだな、「予定外」。
今回もいつもながらライターさんのリアルタイムの体験取材が入っていますので、
いずれメルマガやニュースレターできっちりお伝えしますね!
「カラコレスのカメラ講座」の魅力をね♪
アンティーククラフト講座のあと
会場のホテルでそのまま昼食会。
東京からお嫁にいらしたある生徒さん、
お姑さんに庭の人参を採ってきてと言われ庭に出たけれど
いつもビニールの袋に入っている、
オレンジの人参しか見たことがなかったので
「パセリならあったけど人参はなかったよ」とお姑さんに言ったとか。
そのパセリと思った葉っぱが人参の葉だったとか。
なるほど・・・その下に人参があるとは思わなかったのね!
皆さんの楽しく笑えるお話や社会現象を切り取ったような
現実的なお話・・・たくさんお聞きして勉強になりました!
アンティーク・クラフト講座のほうは、
レースのストラップを製作。
2つ作る方のお手伝いをしてビーズを選びましたが、
「どれにしよう」と迷うときが最高に楽しいしクリエイティブ。
これと決めて邁進しているときより、
迷っているときのほうがクリエイティブになれる自分を
意識しました。
レッスンのときもリボンやお花を
「どうしよう・・・」とお客様がおっしゃっていたら
そうっとして充分迷わせてインスピレーション沸くのを手伝おうっと・・・
業務連絡だわ、これ。スタッフへの。
作品もおしゃれで写真も素敵な
同業の方のブログがお気に入り。
予想通りだんだん皆さんに認知されてきて
忙しくなった模様。
ブログの更新が月に20回から10回に減り
最近では2~3回。
私は更新を楽しみに待っているので
同時に「期待を裏切るとこういう風に人をがっかりさせる」という
のも身につまされる。
期待されているかいないかは別として
いろいろなことでがっかりさせないようにしようと思う。
これ、喜ばせよう・・・より難しい。
気がついたら大も小も企画が10個、
同時進行で動いていた。
今することだけ考えて、
たまにちょっと背伸びして先のほうの確認をして、
またすぐ戻って今することを考える。
そんなことの連続。
別に忙しいわけではないです。
作業自体は夢がないけれど、
好奇心を形にするってこういうことなんだろうなあと思います。
忍耐で動いていないところが不思議。
好奇心がベースにあるからかもね。
あせりも喜びも苛立ちも何も感じない単純作業です。
友人から旦那様がタイで出家した話を聞いた。
日本のイメージとちがい、修行ではなくて
いきなり本物の僧侶になるのだそう。
一週間の出家中も毎日お葬式があって
本物の僧侶としてお仕事をしてきたらしい。
どうも苦労の修行の暁に悟りの境地へ・・・
という感覚ではなくて、あっけらかんとしていていい。
出家が終わるとまた普通に戻ってきて
普通の生活をするのだそう。
それって、生前葬のようなものではないかな。
強烈なイニシエーション。
成人男子がほとんど出家するそうで、
国もそれを推奨しているというのだから、
「大人になるための仕組み」が強制的に用意されているようなもの。
自分で自分自身にイニシエーションを用意するのは
大変だなあと日々思っているので、
女性用にそんな仕組みがあったら喜んでのってしまうかも。
ちょっと尼さんになってくるね・・・なんて。