





日々感じることや暮らしのこと、北欧・デンマークでの素材探しの旅やアーティストショップ巡り、さらにデザインのひらめきなど、カラコレスの舞台裏をご紹介します。

友人のタイ料理のレストランでスタッフと忘年会。
10名参加の予定が3名欠席で7名。
女性が7人は、それだけでもかしましい。
彼女たちのそのエネルギーで、
この一年カラコレスを盛り立ててきてくれた。
「ドライ」を扱う仕事だからなのかどうなのか、
うちのスタッフはみんなドライな性格・・・。
女性の職場にありがちなゴタゴタがない。
ちょっと男っぽい(失礼!)頼りになるメンバーだ。
今年一年ひとりも欠けることなく
がんばってきてくれたことに感謝、かんぱ~い!!
最後はそれぞれに美味しいタイビールを買って帰る。
来年もがんばって、仕事しようと心に決める!
そこは昔の小学校か中学の校舎のよう。
講演会があるらしくものすごい人の数で、目に入るものは全て人の波。
校舎の中、3階から下へ向かって移動している私と長女。
長女がなぜか幼稚園児の年齢に戻っている。
ぎゅうぎゅう詰めの階段を手を引いて離れ離れにならないように必死。
ところが1階の出口あたりで人の波に押されて手を離してしまい、
あっという間に長女の姿はかき消されてしまう。
外に出て声の限りに名前を呼ぶけど、
まっすぐに立っていることも出来ないほどの混雑でとても見つからない。
校舎の外はなぜか船着場で、しかも「トルコ行き観光汽船」の発着所。
あ~あの子、間違ってトルコに行っちゃったんだ、どうしよう・・・
そこで目が覚めた。
なんなの?この夢。
あとで起きてきた高1の長女に、
「良かった~、トルコ行っちゃったんじゃなくて!」と抱きついたら
「何なの?いったい」ときわめて冷静。
それにしても、何でトルコなの? 謎・・・
お風呂上りに鏡の前でお手入れをしていると、
後ろでテレビの歌番組を見た子供たちが二人で何か歌ってる。
「~しわくちゃのまま~」
「え、何?」驚いて振り返った母の痛い視線に、向こうも「???」
私「今、しわくちゃのママって言った?」
子供たち「うん、言ったよ。だって嵐の歌、そういう歌詞だもん。」
えっ嵐? なんて歌詞なの、まったく!
「ねえママ、もしかして『しわくちゃのママ』だと思ったの?」と大爆笑される。
正しくは「・・・握りしめて 抱きしめて しわくちゃのまま・・」でした。
ああ、もう、まぎらわしい!(お年頃?ゆえ過剰反応の母)
ちなみに長女は嵐の櫻井君と佐藤健の大ファン・・・
小学校4年の長男、
個別懇談会用のアンケートが学校から来る。
おうちの方からのご相談内容に、
「帰ると家の中ばかりで遊んでいますが、学校の休み時間はどうですか?」と記入
アンケート提出の次の日から、自転車でお友達と公園へ。
毎日、毎日・・・一週間続く。 気にしているわね、懇談会。
レッスンにいらしていた生徒さんに
「作品展の作品集とコメントをホームページにアップしたので見てくださいね」と
ご案内。
するとその中のお一人が
「昨日ホームページの作品展作品集見たけど、
最新が2008年だったから、まだアップされてないのねと思って・・・」
「え~○○さん、2008年って今年ですよ! それ今年の作品集です」
「あっ、ほんとだ!!」
なんとその方の中ではもう来年に行っちゃってたんですね。
でもわからないでもありません。
年賀状だのカレンダーだの周りの気分はもうすっかり2009年・・・。
来年になってうっかり2008年とか平成20年とか書いちゃう間違いより
ずっと先取りで前向きかと。
小学校4年の長男はクリスマスまでの日数を指折り数えていますが、
私は年内の営業日数を指折り数えて・・・
しかもどちらも残すところほとんど同じ日数。
なんだかほんとにあせってきた!
10才の長男の将棋に付き合う。
私は全く初心者で話にならないのだが、向こうだってはじめたばかり。
ただネット将棋で練習しているので、こちらは完全にバカにされている。
「あっそうきたわけね」とか「あれ?それでいいわけ?」とか
「なんだやっぱりまだぜんぜんわかってないね」とか解説がいちいち気に触る。
過去5回ほど対戦してあっけなく私が負けていたのが、
今日は始めたら2時間近く、しかもずっと私のほうが攻めているのが
気に入らないらしい。
最後はやっぱり私の負けだけれど、
どう? ママだって腕を上げたでしょ?
「攻め」と「守り」は同義語なんだろうか・・・
こんなこと思うのは、うちのハリネズミの女の子モリーが
私に全然なついてくれないから。
さすがにいきなり噛み付く無礼なことはしなくなったが、
まだまだ警戒してすぐにボール状になってしまい、
はやくお友達になりたい私としてはちょっとさみしい。
ご飯担当の長女とは既に仲良しになったらしい(嫉妬)
タオルで体を拭いてあげても起こらないし、
針を逆立てることもない。
それにしても、身の危険を感じたとたん袋に入るように
頭と手足を丸め込んでしまい、
同時にその状況が針を逆立てることになるという「ハリネズミ構造」。
よく出来ていると感心。
これぞ小動物の極意か、攻めと守りの一体化。
何はともあれ、はやくお友達になってね・・・
仕事の合間に中澤先生や久保先生と、
手相の見せあいっこする。
苦労人(あくまでも自己申告!外見ではそう見えない)の中澤先生の手は
細かいしわがたくさん。
久保先生の手は意外とシンプル。
「久保さんって細やかそうだけど、これ見ると結構鈍感なんだねえ」と
中澤先生に言わしめる。
「そうですかね~」本人やっぱり感じてない。
私の手相見て、中澤先生「なにこれっ?」
ほとんど主要な3線しかない。
「すっごい鈍感!」
生命線は小学校のとき短いのがイヤで、毎日定規で筋をつけていたら
今では手首を通り過ぎて手の甲まで伸びている。
頭脳線が際立って短い。
手のひらの真ん中くらいまでしかない。
こっちも伸ばしとけばよかった・・・。
以上スタッフの癒しのひと時
朝から60以上のレッスンをこなす。
カルチャーのクリスマス講座のほかに定期講座も・・・。
お金を払って来ていただいたからには、
全員に満足のいく作品を持って帰っていただかないと。
いつもお会いする方は好みがわかっているので
アドバイスもしやすいが、
はじめてお会いする方々は、短い会話のやり取りや
作業の傾向の中から、どうしたいのかを汲み取っていく。
たとえばリースベースに素材を重ねて置くのか
少しはずしぎみに置くのかといった小さなことにも、
その方のメッセージが現れている。
それを見逃さないように。
最後にリーフにラメを振って完成。
同じ素材でも作る人によって色々な作品に仕上がる。
皆さんが笑顔になる瞬間・・・こちらもほっとする。
家に帰ったら露骨の隙間が痛くて、
いつもの緊張のしるしが出ていたことを知る。
あ~終わった~~。
先生たちもお疲れ様!
「先生、おみくじで凶を引くとみんながっかりするでしょ、
でもね、凶という字をよく見ると、
箱の中にメ(芽)が入っているんですよ。
だから今はダメでもこれから芽がでるということなんですって」
こんな素敵なことを教えてくれたのは
上田教室の研究コースの生徒さん。
ほんとにその通りだなあと思いました。
何事もなく毎日平穏に過ぎていけばいいけれど、
そんなにうまくはいくはずもなく、必ず何か起こる。
その起こった「何か」は良いことか悪いことかのどちらかに決まっているわけ。
「良いこと」が起こったときには気を緩めず
「悪いこと」が起こっても動揺せずにいれば必ず穏やかな日々を過ごせる・・・。
これでおみくじ引くのも怖くない?
かく言う私はここ4~5年、大吉しか引いたことがなかったけれど、
あれは気を緩めるなという神様の思し召しかと今日思い至りました。
「実は私もここのところ気が滅入ることが多かったんです。
でも今日はこんなに素敵な作品が出来て、ちょっと元気になれました。」と
その生徒さん。
その言葉で一番元気になれたのは私です、
こちらこそ、ありがとうございます・・・