





日々感じることや暮らしのこと、北欧・デンマークでの素材探しの旅やアーティストショップ巡り、さらにデザインのひらめきなど、カラコレスの舞台裏をご紹介します。

3月にながの東急カルチャー主催のブーケ講座を受講し、
キャスケードブーケとバッグ型ブーケを素敵に制作されたお母様とお嬢様に
インタビューを申しこんだところ
「お盆に帰省するのでその時に」と快く受けていただけた。
当日待ち合わせ場所にいらしたのは
お母様とお嬢様ご夫婦。
新郎のお話も直接お聞きできるのは
願ってもない機会。
またこの新郎さんが当日のブーケを囲む様子を
よく覚えていて下さり熱く語ってくださいました。
貴重な「新郎、ブーケを語る!」コーナーは
8/17発行のメールマガジンで・・・。
ながの東急のブーケ講座は9月にも開催します。
9/8と9/22の両日です。
ご結婚が近い方はスケジュールを組んでくださいね。
18日にちょっと遅めの「浴衣で暑気払いパーティー」をするので
久し振りに浴衣をタンスから出してみると、
母のや私のや、娘の。
渋いのからお子ちゃまなのまでたくさん出てきた。
久保先生に貸してあげるって言ったの。
ついでに下駄もみると箱の中から母のや私のや娘の。
正確には母のと母のと母のと母のと・・・、私のと娘のと(笑)。
詩舞が趣味の母はこういったもののストックがたくさん。
私のはたしか仮装大会で着たくらいだわ。
今回も「仮装大会」と言えなくもないわね(笑)。
今、広告の原稿を書いていました。
「大人のプリザーブドフラワーアレンジを習いたいあなたへ・・・」
なぜ大人?
もうもうプリザーブドの世界は染色技術のバリエーションが増えて
素敵なことになっています。
が、その素敵な状況がかえってあだになっているかもと思うのです。
「選べるから選ばない」
たくさん出てきた種類や色数の花をつかって、
そのお店らしさを出していかなければなりません。
高価なプリザーブドはひと箱に何輪も入っていて
それを何種類も入れようとすると在庫だけでも大変な金額になります。
たくさんの生徒さんやウェディングブーケのレッスンを受け付けているカラコレスでは、
常に素材は回転していて、また実験的に新しい色彩の仕入れにも挑戦できますが、
そうでなければ在庫を抱えないために色数少なくアレンジすることになります。
せっかく底辺の流通段階では豊富な色数が出てきて選択肢が広がっているにもかかわらず、
保身から「単調な万人受けするかわいいアレンジ」が棚に並ぶことになります。
また「挿すだけ」のデザインが横行したプリザーブドの世界で違いを発揮するのは
オリジナリティあふれるデザイン力です。
あまりにオシャレでないプリザーブドフラワーアレンジが巷にあふれているために、
「私、プリザーブドフラワーは好きじゃない」とおっしゃる方々が出てくるのも納得できます。
本当は、こんなに素敵なのに・・・。
そういった、日ごろのもろもろの思いがあふれてきて、
先ほどのキャッチコピーになりました。
「大人のプリザーブドフラワーアレンジを習いたいあなたへ!」
今すぐカラコレスへ・・・私たちが素敵な扉を開けてあげる!
(ってちょっと表現が変だったかな(笑)、でもまあ本心ですので)
ながの東急百貨店で夏休みの企画「トリックアート展」を開催してる。
・・・と話題にはしたものの見ていない。
連絡通路に展覧会のコマーシャルで「トリックアートのぞうさんの足」のポスターが貼ってあって、
「どこが変でしょう?」みたいなのがあったからちょっと思い出したの。
「坂本さん、お茶筒を見てください、
上から見たら丸ですが、横から見たら四角でしょ?」
これは仕事をはじめて間もなくのころ、
広告代理店の若い営業マンに言われた言葉。
広告を出したけれど、何の反応もなくて
落ち込んでる私に、
「坂本さんからの視点でメッセージを出しても、
お客様の視点では伝わっていないということです」
彼の言葉は上司の受け売りだったのかもしれないが、
「お茶筒」の話は核心をついていて、今でもたびたび思い出す。
そう、「伝わっている」と思うのは幻想で、
おそらく伝わっていない。
だからそのギャップを埋めるべく、こうして書いたり
話したり、見せたり、飛んだり跳ねたり(笑)いろいろしているわけ。
ああ・・・トリックアートの中にいるのよね、私たちの日常だって。
ここの所連日納品している。
昨日2セット納品したところ、
担当の盆提灯売場の方からお電話いただき
また単品のほうが売れましたとのこと。
やはり世の需要があったということよね。
ながの東急別館シェルシェ4階
盆提灯売場で8/13日まで展示販売中です。
「実物は写真よりずっといいわね」と言われていますので、
ご興味おありの方はぜひお越しくださいね。
おばあちゃんの威力が発揮される夏休み
私も、おばあちゃんの存在のありがたさは
子供をもって身に染みた。
その上仕事をはじめて更にさらに身に染みた。
だからそのような年齢の生徒さんにとっては大活躍のシーズン。
ママがお仕事をしていて、
しかも「孫が夏休み」のこのシーズン。
本日もレッスンにお見えにならないので
お電話したら「あっ忘れてました~、
孫が夏休みでバタバタしていて・・・」(笑)。
おばあちゃん、がんばれ~!
少し涼しくなったらゆっくり自分のお時間楽しんでくださいね♪
カラコレスの紙関係のデザインを
一手に引き受けてくれているデザイナーさんが、
8月末から産休に入る。
もう絶対彼女でなけりゃいや・・・と言うくらい
10年以上歩みをともにしているデザイナーさんなので、
彼女がいないと困る。
第一子の時は無事に産んで産後の復帰も瞬く間だったが、
今回も本人はその算段の様子。
そうは言ってもなるべく彼女が出社している間に
年内の仕事をまとめて前倒しでお願いするつもり・・・
だったのだが。
本当に私って行き当たりばったりなので、
来月どんな仕事をしているか見当つかない。
出来るだけやって、あとは
「できなかった? それも縁よね」ってことになりそう。
お客様のご要望でオプションのレッスンをした。
同じかたちのアイアンの背の高いフラワーベース3つに
それぞれ形の違うミニブーケを飾った。
ひとつはミリオンブーケ。
丸い形が生きるようにリボンも短く入れて全体にマッチ。
もう一つは横長のラインを出す
ガーランドブーケ。
中央にバラを集めて両端はリーフ。
アンティークのパールのネックレスをさげたらとっても素敵になった。
最後はキャスケード...といってもバラ3輪をメインにした
こじんまりしたライン。
このキャスケードにリボンを入れようとするのだが
どうしても思うようにおさまらない。
突然そのお客様が
「上からのキャスケードでなくて、下から上へ
上っていく形にしたらどうでしょう」と素晴らしい提案。
セットしなおすと歓声があがった。
白いアイアンの口元も見えて完璧なデザイン。
「全部のブーケが同じ高さでつまらないなあと思ったんです」と。
さすがっ。
もう自宅で教室を開いているだけあって
バランス感覚も抜群。
ひとつがきまると残りの風景が一気に見えてくる。
「これも少し下げてみていい?」と
横長のラインのブーケをほんの少し口元から下げて
しかも少しだけ斜めにセット。
う~ん、このアンバランスなバランスが最高に素敵。
支えているのは3つ同じ形のフラワーベースと
同じ質感、色調のバラ。
「共通の要素」をベースにしたことで
差が際立ってくる秀逸なデザインでした。
知り合いが入院した。
命に別状はないけど、主婦が入院となるとそれなりに大変。
5日たって退院してみたら、
何年も飼っている金魚は餌をもらえずに餓死。
庭の植物もお水をもらえずに枯れる。
B型のご主人に向かって
「ねえ、いろいろなものが死んでるんですけど・・・」と
苦情を訴える彼女に
ご主人、ひとこと
「お前が死ななくて良かったよ」
ちょっとぉ!と文句を言うはずだった彼女がつい
「ありがとう」という気分になってたとか。
ご主人、名台詞!
夏・・・よって収穫されるのは夏野菜。
毎日トマト・きゅうり・なす・ピーマンの
同じような料理に飽きた中2の長男、
「ねえ、川越シェフのところへ
修業に行って来たら?」
あら、私だってお料理教室通ってたのよ!
「働く婦人の家」の。30年前だけど。
今に大人になって思い出すのは
何の変哲もない日常、つまりママの作った「平凡な料理」よ!
間違いないわ♪