





日々感じることや暮らしのこと、北欧・デンマークでの素材探しの旅やアーティストショップ巡り、さらにデザインのひらめきなど、カラコレスの舞台裏をご紹介します。

長野では珍しいのでは?
実家の佐久市ではかなりの日がこうですが、
とにかく晴天率日本一だから。
青空の向こう、遠くに雪山が見えてきれい。
子供のころはこんな取ってつけたような青空はないはずだと
思い込んでいた気がする。
(気を付けて空を見ればわかるのに、あほなわたくし)
小学校4年の時に神社の絵を描いて、
その時の空の色ををグレーにしたら、担任の男の先生が
「空、これでいいの?」と聞くので
「これでいいです」と答えた。
先生は笑って「ならいいです」って。
写生をしていて、その時の晴天をそのまま映しているので
周りの子たちはみんな空が真っ青。
そのまま描けばそうなるのに、わざわざ曇り空にするとは、
悲観的な子だったんでしょうか?
雲一つない青空が、奥行きがなくて嫌だったのかな・・・
思い出せない。
夜までレッスンの一日。
朝から生徒さんが入れ代わり立ち代わりご来店。
皆さんレッスンしながら、いろいろ近況や相談や打ち合わせをされていく。
3月に挙式が決ったお嬢さんのブーケのイメージを相談される生徒さん。
新作のかわいい系のアートの仏花に興味津々の生徒さん。
4月にはお孫さんと一緒に母の日のアレンジ制作をしようという生徒さん。
他にも本職が学校の先生で、卒業や入学式用に
コサージュを頼まれて制作する生徒さんや、
転出する先生にさしあげるギフトの相談をするこちらも先生の生徒さん。
3月には3人目の孫が生まれるのよ!と楽しみな生徒さんに、
今日のレッスンももしかしたらお嬢さんの2人目のお孫さん出産で来れなかったかも~、
大丈夫、間に合ったわ!と駆け足で通常のレッスンに加えて大作まで仕上げる生徒さん。
年明けお姑さんが亡くなり新盆用にアートの白い仏花が気になる生徒さん、
残されたお舅さんが気がかりと。
悲喜こもごものそれぞれにさりげなくおそばにいるのを感じます。
がんばっている皆様の、ほんの少しでもお役にたてたら嬉しいカラコレスです。
たまにお世話になる私と同じ年のカメラマンさんがいる。
本日も商品どりでスタジオにお邪魔すると、
入り口に古めかしい御位牌が並ぶ。
こちらがお供えの花の撮影依頼をしたので
コーディネートしてくださったのかと思った。まさかね。
奥から出てきて「俺さあ、お仏壇や仏像の簡単な修復とクリーニングの仕事はじめたんだ」と...(!?)
何か特別な賞をもらうくらいに腕の良い彼が何事かと思えば、
カメラの仕事が素人さんにとってかわられていて
だんだん減っている。
もともと手作業が好きで、お寺さんで仏像を撮影するうちに
汚れた仏像なんかが気になりはじめて、
ちょうどその時にそういうクリーニングをフランチャイズでやるという講習があって
それを受講して始めたと。
もうパンフレットもできていた。
「だけどなかなか仕事にならないんだよね、
どうしたらいい?」と。
私にとってはこういった撮影は彼に頼むという確固たる位置づけのあるカメラマンさんで、
その彼が「仏像と仏壇のクリーニング」と言われても、
最終的に撮影とからめないことには何もイメージできない。
それは私がラーメン屋さんを始めるくらいにおかしなことじゃないんだろうか?
もっとほかに何か今の価値を最大にすることができたのでは?
と言いたいのを我慢して帰ってきた。
2月19日(金)~21日(日)まで
ながの東急百貨店カルチャースクールの発表会があります。
生徒さんの力作や、ほかの色々な講座の作品など
東急の5階ホールに一堂に介しますので
ぜひお出かけくださいね。
暖かくなるとゴルフが多くなってしまう夫に
今のうちに映画に付き合ってもらう。
14~15年前に行ったベトナムの風景が懐かしくて
こちらに決定。
あまりにもストーリーを追わなさすぎる私の映画鑑賞は
いつも細部で満足してしまうので、今回もそのパターン。
夫は少々物足りない感じ。
私たちよりひと世代上のご夫婦が意外にも5~6組居て
「今日は多いね」と話しした。
そのくらいの方々が見ると全く違うものが見えると思う。
春の様な暖かな宵なので、夫と善光寺の灯明祭りへ。
灯明の切り絵が素晴らしく毎年行きたいけれど
とにかく厳冬の時期なので腰が重い。
今年は手足がかじかむほどの寒さでないので、
じゃあ行って見ようかと。
昼間そんな予定を話したら、久保先生のお父様が
灯明祭りの間、表参道のギャラリーでお仲間数人と「灯り展」をやっているのでと
ハガキを頂いた。
そちらものぞきに行きたいし。
最終日前の週末なので結構な人出。
こちらは本堂。
考えてみれば折に触れて善光寺に来ている。
身近なお寺だわと写真を撮りながら思いました。
中央通沿いの店舗の2階ギャラリーで開催中の
久保先生のお父様の陶芸のランプもおしゃれでした。
ひょうたんに細かな穴をあけてランプに下のもあり、
「中を抜くのが大変だったみたいですよ」と苦労話も久保さんより。
バラの模様などついていておしゃれ。
他にもシルクのランプシェードやステンドグラスなど
灯りにまつわる作品が展示。
またこの空間がとてもよかったのです。
本物の古い木と漆喰。
急な階段もむき出しの黒い木で、懐かしく創造性をかきたてられました。
秋のグループ展や生徒さんの個展にぴったりで、
オーナーの方に細かいご相談もしてしまいました。
実現したら嬉しいですね。
もうもしかしたら10年も使ってる?
スクールのパンフレット・・・。
その都度補強のチラシは入るのだけど、
本体が変わっていない。
迷いがあるからなんだと思う。
私は今、すごく迷ってる。
それを納得しないまま落とし込んでデザインして印刷にあげてしまって
そうしたら、完成した途端、実はこういう方向じゃなかったと思うのじゃないかと。
その繰り返しでこの10年変えられず。
つまりいつもいつもいろんな実験をしているあまりに、
紙になった途端「もう遅れてるじゃない」というのが怖くて。
もう、解決法はただ一つ。
「完成したら捨てる」と思えば出来る・・・かもしれない(笑)。
認定教室も開校されている小山弓子さん。
出窓を上手に使ってくださっています。
一緒に飾られた天使やアンティーク風の小物も素敵♪
ここを見るだけで、小山ワールドが出来ていますね。
カラコレスのレッスンで制作された作品が
おうちでどんな感じで飾られているのか、私も先生たちも興味深々です!
ぜひほかの方々もお写真見せてくださいね。
お待ちしてます!
なかなか日々の時間の中で
漠然と考えることができない。
やらないといけないことが多すぎるから。
皆、to do の中で生きているから当たり前なのだけれど。
今考えている漠然としたことは
でもとっても重要な気がする。
「トンネルに入った」とか「トンネルを抜けた」とか言って
日々一喜一憂しているけれど、私。
その状態はずいぶんお気楽なのだと思う。
その一本道を進むと決まった上での小さな事件だから。
それより前にもっと漠然としたことを考えないと行けなくて、
それから降り立つ場所を決めて、
放射状に360度伸びている道の中から一本行くと決めた道を選び・・・。
トンネルなんてそのまた先の先よ。
抱えている仕事のあれこれのそれぞれに、こういったことが起こるので。
その時々でしっかり向き合って付き合ってあげないといけない。
そうしないと後で方向転換するのが大変なのよね。