




本日作品展出品作品が4作品出来上がり、のこり15~16作品。
明日も4作品完成予定。
どれも大作なのでレッスン室にいると圧倒される。
最近になって人気のアートの小枝やリーフの新素材がまたまた
充実してきて、皆さんのインスピレーションの種になっている。
今日もお気に入りの花材を選びながら
「何か浮かびそうな気がする」と・・・。
そんな創造性たっぷりの瞬間にお付き合いできるのは
私にとっても至福の時。
それは「作品タイトルとコメント」
これはそのまま会場で作品と一緒に展示され、
また会期後に編集される作品集にも掲載される。
作品はすんなりできたのに「コメント、すみません家で考えてファックスします。」
という方がほとんど。
先日、介護のために今回の作品展出品のあと
しばらくお休みする生徒さんからコメントのファックスが届いた。
余白に、
「毎日ブログを見てお教室の様子を思い浮かべ
楽しませてもらっています。
一日も早く私も戻りたいで~す、
ぜったい待ってて下さいね」と。
待ってますとも、
第一火曜日のレッスン日、あなたのために毎月あけて
待ってますよ~、
無理せずいつでもお出かけくださいね。
皆様にずっとずっとず~~~~~~~っと寄り添うカラコレスと
私たちスタッフです!
つまりJR東日本。
何の話?って、もちろん作品展の制作レッスンのお話。
昨日夜間コースで制作にいらしたのは
「鉄子ちゃん」なんて呼ぶのさえおこがましいJRにお勤めの生徒さん。
以前にも機関車のモデルをお花で作って
おしゃれに仕上げていて周囲をあっと言わせたのだが
今年の作品はそれ以上。
持参で来たのが「はやぶさ」と「あさま」と「湘南カラーの電車」と「機関車」の
4つのNゲージ。
Nゲージ、なつかしいなあ・・・男の子のママなら一瞬詳しくなる500系だの700系だの。
一時我が家にもありました大量のNゲージ。
で彼女が挑戦したのが、それぞれの電車が走る風景を
季節で表したフレーム。
春は軽やかなアートの小花のブーケがそよぐ中を「はやぶさ」の緑がきれい。
夏はミツマタ仕立てた白樺並木を「あさま」がさわやかに走り抜け
秋は、木の実とアートのグリーン系のお花の中を「湘南カラー」の電車でノスタルジーを振りまき
冬はカルメンよろしく赤と黒のコンビネーションの大輪のバラに、漆黒のアジサイ、
大人のモス・シルバーモスのラインの上を「黒い機関車」が行きます。
こ~んな作品見たことない。
とにかく異色で素敵で面白くてわくわくします。
JRの広報さん、取材に来てね、
広報誌の表紙を飾るのにピッタリですよ~。
もちろん皆様もご覧になりにいらして下さいね。
作品展制作も後半に入って、
一年に一回大型作品を作りたいというような方々の制作の段階になってきました。
今日もそんな方々のレッスン。
もう5~6年前からいらしていて、最近お休みされていた生徒さんの
色使いが変わったことに気が付きました。
以前は「〇〇さんといえば黒やグレーよね」と言われるような
シックでおしゃれな作品を作られていたのが、
今日は同じシックでもワインカラーを効かせて
ちょっぴり優しい色彩に。
なんとなくお話を伺っている中で、
昨年まで体調がすぐれず、昨年の作品展では出品できなかったのが
ようやく治っていらっしゃることができたとか。
そんな変遷も、全部色に出るわけですよね。
とかく「自分らしさ」は絶対のもののように言われるけれど、
その自分だって生きて呼吸して具合も悪くなれば、ご機嫌斜めの時だってある・・・
それによりそう「自分らしさ」も変化して当然ですよね。
お元気になられて、こうして作品つくりを心から楽しまれている様子が嬉しかったです♪
今年の生徒作品展、ポスターは紫♪
トップページの一番上にバナーを
アップしていただきました。
明日は、久し振りにお会いする方々が
こぞって大作を作ります。
一年に一回思い切り大作を作るのは楽しくてよいかも。
もちろん一年に一回では物足りない方々が
続出中ですけど。
みんなの作品展、11/16からです。
今から16年ほど前、まだカラコレスをはじめて間もないころに、
東京のデザイナーさんにお願いしてロゴを作ってもらいました。
お友達のパタンナーさんのご主人なのですが、
デザイナーとして独立されてすぐのこと。
シックで無駄がなくおしゃれなロゴはそれからずっと私のお気に入りで、
封筒に、パンフレットに、広告に、チラシに、看板に・・・
カラコレスにとってなくてはならない存在となりました。
今年お供えの花を新規に始めた際、
スクールとは別のロゴにしたくて、もういちどその方にお願いしてみたところ
あれから仕事のやり取りは一度もなかったのに、
快く受けてくださいました。
そのロゴが出来上がってきました。
デザインは現在のスクールのロゴを踏襲し、
「メモリアル・アートフラワー」の表記に加えてオシャレな飾り文字もついています。
いつの間にか武蔵美の先生にもなられていたその方が
活字の説明をしてくださいました。
カラコレスのロゴに使用している活字のもとは産業革命が始まるころ、
18世紀後半のイギリスで生まれたのだそうです。
当時書体という意識はなく、それぞれの印刷所単位で活字を作っていて、
カラコレスの活字はバスカヴィルという人物が生み出した書体をもとに
少し丸みを加えて加工した「ミセスイーヴス」という1990年代に発表された書体だとか。
なんとロマンのある事でしょう・・・。
実物のお披露目はもう少々お待ちくださいね。
囲みのあるのとないので、全く表情が変わる素敵なロゴです。
ざっと数えて45作品が仕上がった。
どれもとっても素敵!
感慨にふける間もなく丁寧に梱包して
アトリエへ移動。
本当は皆さんに作品を教室で身近で見ていただきたいのだが
坂本家でもある「カラコレス」、
80もの大作を並べて置いたら、私や家族、立って寝ることになる(笑)。
タツノオトシゴ状態。
で、スタッフたちが時々集まっては傷まないように丁ねいにパッキングして
別棟のお部屋へ移動させてる。
一堂に介してお楽しみいただけるのは
カラコレス・プリザーブド&アートフラワー展(第16回生徒作品展)
11月16日(金)~21日(水)
ながの東急本館5階中央連絡通路および別館シェルシェ4階オフギャラリーにて
珠玉の力作たちを見に来てくださいね。
作品展準備期間に土曜日のレッスンが一番こむ日があって、
それが今日。
朝開店よりも早くカルチャーの生徒さんが現れ
花材決め。
その後生徒さんたちは制作に没頭。
夕方ウェディングの打ち合わせも入り、今年一番の
忙しいレッスン日が終了。
上田教室の作品展制作をサポート。
ベテランの受講生が、作品完成の最後の最後、
リボンの形状でうんと言わない(笑)。
それはアイアンのスタンドで、
アートとプリザーブドを程よく配した品の良いアレンジ。
片側にリボンを長く流してアクセントにしたのだが、
本人もどこがどうなのかわからないらしいのだが、
どうしても今一つ納得しない。
リボンの長さを変えたり、ほかのアクセントカラーを加えたり、
いろいろしていくうちに
同色の無地のリボンを合わせたらドンピシャリ♪なのでした。
これを待っていた彼女、ようやくOKが出ました。
センスの良いその受講生さんは
自分で具体的に課題を明確にすることはできないけれど
違和感ははっきりと伝えてきたのだった。
最後までしっかりお付き合いしないとなあ・・・と
気持ちを新たにした次第です。
生徒さんが感じる違和感には
たくさんのヒントが詰まっているから。
いよいよ制作が押し迫ってきて
16日はホテル国際21のアンティーク・クラフト講座の一角でも
プリザーブドフラワーを使った作品展制作。
久し振りに参加の生徒さんが
フレームからあふれるブーケをアレンジしました。
17日は本部教室で、19日金曜日には上田教室で、
20日は本部教室で・・・
今週が作品展制作、今年一番の山場を迎えます!
受講生の皆様、頑張ってね♪