




先日、書類を整理していたら
2002年につくった「お供え花」のパンフレットがでてきた。
当時、大豆島の葬祭センター、JA虹のホール「まめじま」の
エントランスディスプレイをカラコレスのプリザーブドフラワーで、
とお話しいただいて制作搬入した。
パンフレットにはその時の写真と、コピー。
「生花という選択だけであった結婚式のブーケやテーブルディスプレイに
ドライフラワーの利点を生かした提案を行うことで好評を頂いてきました。
その中で「婚」の多様化に対して「葬」の画一化を感じてまいりました...以下略」
なんだ、10年前からずっと同じこと言ってる・・・ひとつめの点がここ。
もう一つは今。
点が2つあれば線が描ける。
今いる場所と、10年前にいた場所を結んだら、
自然とこの先行きたい場所に線が伸びて・・・ただそこがどこなのかわからないのよ(笑)。
何はともかく「ぶれてない自分」を確認できてうれしかったです。
ながの東急百貨店での「お供え花」展示販売が本日までなので、
家族に取り残されて私だけまだ長野。
お世話になった盆提灯売り場にごあいさつに行き、
本日撤収。
夏の時期のお仕事の流れを変えてしまった「お供え花」も
お盆の出番はおしまい。
次はお彼岸かな?
でもまだまだ暑い日が続くので、
生花の代わりになる造花のお供え花は活躍しそう。
搬出が一段落したら、実家に行って家族と合流。
明日には夫の実家の函館へ。
電話の回線を変更するにあたって、
手続きのあまりの複雑怪奇さにもう嫌気がさしていた。
ちょっとまえに急にFAX番号がつかえなくなり、
あわててお問い合わせ番号に電話をしたが、
「それに関してはこちらの領域ではありません」というような意味のお答をいただき、
中には「ここへ電話してみてください」というような親切というか、
なかなか担当者にたどりつかないという状況があった。
ようやくまともに会話できる相手に状況を説明して、
「では〇〇の線を抜いて、べつにある〇〇につないでください」という
アドバイスを聞いた時にはほっとした。
で、回線は使えるようになったのだが、
本日は夫がまた何か器具を取り付けるとかで、
「このあいだママが言ってたの、どの線を抜いてどこにつけたんだっけ?」
え~忘れちゃったよ、もうそんなこと。
私のあまりの覚えの悪さにあきれていた夫だが、
何とか自力で問題を解決した模様・・・。
もう、電話いやだ~、こんな簡単なことができないのかと
自己嫌悪に陥らせるのに十分。
別に電話のことだけじゃないんだけどね(笑)。
3月にながの東急カルチャー主催のブーケ講座を受講し、
キャスケードブーケとバッグ型ブーケを素敵に制作されたお母様とお嬢様に
インタビューを申しこんだところ
「お盆に帰省するのでその時に」と快く受けていただけた。
当日待ち合わせ場所にいらしたのは
お母様とお嬢様ご夫婦。
新郎のお話も直接お聞きできるのは
願ってもない機会。
またこの新郎さんが当日のブーケを囲む様子を
よく覚えていて下さり熱く語ってくださいました。
貴重な「新郎、ブーケを語る!」コーナーは
8/17発行のメールマガジンで・・・。
ながの東急のブーケ講座は9月にも開催します。
9/8と9/22の両日です。
ご結婚が近い方はスケジュールを組んでくださいね。
18日にちょっと遅めの「浴衣で暑気払いパーティー」をするので
久し振りに浴衣をタンスから出してみると、
母のや私のや、娘の。
渋いのからお子ちゃまなのまでたくさん出てきた。
久保先生に貸してあげるって言ったの。
ついでに下駄もみると箱の中から母のや私のや娘の。
正確には母のと母のと母のと母のと・・・、私のと娘のと(笑)。
詩舞が趣味の母はこういったもののストックがたくさん。
私のはたしか仮装大会で着たくらいだわ。
今回も「仮装大会」と言えなくもないわね(笑)。
今、広告の原稿を書いていました。
「大人のプリザーブドフラワーアレンジを習いたいあなたへ・・・」
なぜ大人?
もうもうプリザーブドの世界は染色技術のバリエーションが増えて
素敵なことになっています。
が、その素敵な状況がかえってあだになっているかもと思うのです。
「選べるから選ばない」
たくさん出てきた種類や色数の花をつかって、
そのお店らしさを出していかなければなりません。
高価なプリザーブドはひと箱に何輪も入っていて
それを何種類も入れようとすると在庫だけでも大変な金額になります。
たくさんの生徒さんやウェディングブーケのレッスンを受け付けているカラコレスでは、
常に素材は回転していて、また実験的に新しい色彩の仕入れにも挑戦できますが、
そうでなければ在庫を抱えないために色数少なくアレンジすることになります。
せっかく底辺の流通段階では豊富な色数が出てきて選択肢が広がっているにもかかわらず、
保身から「単調な万人受けするかわいいアレンジ」が棚に並ぶことになります。
また「挿すだけ」のデザインが横行したプリザーブドの世界で違いを発揮するのは
オリジナリティあふれるデザイン力です。
あまりにオシャレでないプリザーブドフラワーアレンジが巷にあふれているために、
「私、プリザーブドフラワーは好きじゃない」とおっしゃる方々が出てくるのも納得できます。
本当は、こんなに素敵なのに・・・。
そういった、日ごろのもろもろの思いがあふれてきて、
先ほどのキャッチコピーになりました。
「大人のプリザーブドフラワーアレンジを習いたいあなたへ!」
今すぐカラコレスへ・・・私たちが素敵な扉を開けてあげる!
(ってちょっと表現が変だったかな(笑)、でもまあ本心ですので)
ながの東急百貨店で夏休みの企画「トリックアート展」を開催してる。
・・・と話題にはしたものの見ていない。
連絡通路に展覧会のコマーシャルで「トリックアートのぞうさんの足」のポスターが貼ってあって、
「どこが変でしょう?」みたいなのがあったからちょっと思い出したの。
「坂本さん、お茶筒を見てください、
上から見たら丸ですが、横から見たら四角でしょ?」
これは仕事をはじめて間もなくのころ、
広告代理店の若い営業マンに言われた言葉。
広告を出したけれど、何の反応もなくて
落ち込んでる私に、
「坂本さんからの視点でメッセージを出しても、
お客様の視点では伝わっていないということです」
彼の言葉は上司の受け売りだったのかもしれないが、
「お茶筒」の話は核心をついていて、今でもたびたび思い出す。
そう、「伝わっている」と思うのは幻想で、
おそらく伝わっていない。
だからそのギャップを埋めるべく、こうして書いたり
話したり、見せたり、飛んだり跳ねたり(笑)いろいろしているわけ。
ああ・・・トリックアートの中にいるのよね、私たちの日常だって。
ここの所連日納品している。
昨日2セット納品したところ、
担当の盆提灯売場の方からお電話いただき
また単品のほうが売れましたとのこと。
やはり世の需要があったということよね。
ながの東急別館シェルシェ4階
盆提灯売場で8/13日まで展示販売中です。
「実物は写真よりずっといいわね」と言われていますので、
ご興味おありの方はぜひお越しくださいね。
おばあちゃんの威力が発揮される夏休み
私も、おばあちゃんの存在のありがたさは
子供をもって身に染みた。
その上仕事をはじめて更にさらに身に染みた。
だからそのような年齢の生徒さんにとっては大活躍のシーズン。
ママがお仕事をしていて、
しかも「孫が夏休み」のこのシーズン。
本日もレッスンにお見えにならないので
お電話したら「あっ忘れてました~、
孫が夏休みでバタバタしていて・・・」(笑)。
おばあちゃん、がんばれ~!
少し涼しくなったらゆっくり自分のお時間楽しんでくださいね♪
カラコレスの紙関係のデザインを
一手に引き受けてくれているデザイナーさんが、
8月末から産休に入る。
もう絶対彼女でなけりゃいや・・・と言うくらい
10年以上歩みをともにしているデザイナーさんなので、
彼女がいないと困る。
第一子の時は無事に産んで産後の復帰も瞬く間だったが、
今回も本人はその算段の様子。
そうは言ってもなるべく彼女が出社している間に
年内の仕事をまとめて前倒しでお願いするつもり・・・
だったのだが。
本当に私って行き当たりばったりなので、
来月どんな仕事をしているか見当つかない。
出来るだけやって、あとは
「できなかった? それも縁よね」ってことになりそう。


